
24歳で独学により1級ファイナンシャル・プランニング技能士を取得。2021年に「ほんださん / 東大式FPチャンネル」を開設し、37万人以上の登録者を獲得。
2023年に株式会社スクエアワークスを設立し、代表取締役としてサブスク型オンラインFP講座「FPキャンプ」を開始。FPキャンプはFP業界で高い評価を受け、2026年5月のFP1級試験では65%を超える受験生が利用。金融教育の普及に注力し、社会保険労務士や宅地建物取引士など多数の資格試験に合格している。
クレジットカードを作るとき、何枚持つのが一番よいのか迷う人は多いのではないでしょうか。
ポイント還元や店舗ごとの優待など、複数枚のカードを上手に使い分けると日々の買い物がお得になります。
しかし、管理の仕組みを十分に理解しないまま枚数だけを増やしてしまうと、損をするリスクも潜んでいます。
本記事では、クレジットカードを複数持ちするメリットや注意点を詳しく解説します。
さらに、複雑なお金の管理をシンプルにし、カードを使いこなすためのFPの知識についても紹介していくので、ぜひ参考にしてください。

みんなは何枚持っている?クレジットカードの平均保有数
クレジットカードの平均保有枚数の実態や、複数持ちを選ぶ人がいる理由を確認しましょう。
データから読み解く平均保有枚数
日本クレジット協会によると、2025年3月末のクレジットカード発行枚数は3億2,057万枚で、20歳以上の人口比では1人当たり3.1枚です。
参照:日本クレジット協会「クレジットカード発行枚数調査結果の公表について」(2026年9月時点)
ただし、発行枚数を20歳以上の人口で割った数字であり、カード保有者だけを対象にした平均ではない点に注意しましょう。
何枚保有するのがおすすめ?使い分けが増えている背景
最適な枚数は個人によって異なりますが、メインカード1枚と異なる国際ブランドのサブカードを組み合わせた2~3枚が一つの目安です。
店舗やサービスごとに得られるメリットが異なるため、生活に合わせてカードを使い分ける人もいます。
例えば、特定のショップで還元率が大きく跳ね上がるカードもあれば、スーパーで特定の日のみ5%割引を受けられるカードも存在します。
また、スマホ決済アプリとの連携や経済圏など、支払い方法の多様化も後押ししているといえるでしょう。
カードの複数持ちで得られる4つのメリット
複数のカードを保有することで、日々の生活に生まれるメリットを4つ紹介します。
ポイント還元・割引などを受けられる
特定の通販サイトやスーパーのカードを発行すれば、買い物をする場所に応じて、お得なポイント還元や割引を受けられます。
例えば、光熱費や普段の支払いは基本の還元率が高いメインカードで決済し、特定のお店では専用のカードを使うのもよいでしょう。
還元率が0.5%のカードと1.5%のカードでは、長い目で見ると獲得できるポイントに大きな差が生まれます。
毎月10万円を利用する場合、還元率0.5%では500円、1.5%では1,500円となり、獲得額には月1,000円・年1万2,000円の差があります。
※1ポイント=1円として換算
自己犠牲を強いる節約をするのではなく、支払い方法を変えるだけで、日々の支払いをお得に楽しめるのが複数持ちの魅力です。
国際ブランド分散で決済の安定
異なる国際ブランドのカードを保有していれば、利用できる店舗の幅が広がり、決済トラブルにも対応しやすくなります。
例えば、国やお店によって利用できる国際ブランドが異なるため、1枚の場合は海外旅行の際に困る可能性もあるでしょう。
Mastercard・Visa・JCBの加盟店数は以下の通りです。
| グローバル決済ネットワーク ※2025年9月30日時点 | 加盟店数 |
|---|---|
| Mastercard | 1億9,900万 |
| Visa | 1億9,900万 |
| JCB | 7,100万 |
このように、世界の加盟店数を見ると、JCBはMastercardやVisaより少なくなっています。
また、一時的なエラーなどでメインカードが使えないトラブルが発生するリスクも否定できません。
メインカードと異なる国際ブランドをサブカードに選び、キャッシュレス時代のリスクに備えるのがおすすめです。
海外旅行傷害保険など付帯サービス
クレジットカードには、旅行傷害保険や空港ラウンジの無料利用など、さまざまな付帯サービスが用意されています。
複数枚のカードを保有すれば、これらのサービスをかしこく利用できるでしょう。
例えば、海外旅行傷害保険の「疾病治療費用」や「傷害治療費用」は、複数のカードの補償額を合算できる場合があります。
1枚では少ないと感じていたカードでも、サブカードの保険を組み合わせれば、万が一のケガや病気に備えられます。
複数のカードを組み合わせて補償を手厚くできるのは、複数持ちならではの強みです。
ただし、自動付帯・利用付帯などの適用条件や年会費はカードごとに確認してください。
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紛失や磁気不良など万が一のトラブルに対応可能
カードが磁気不良で読み込めなくなったり、紛失や盗難に遭ったりした場合でも、複数のカードがあれば対応できます。
カードの再発行には、手続きから手元に届くまで数日から数週間かかるのが一般的です。
しかし、1枚しか持っていなければ、カード決済ができなくなり、キャッシュレス決済が普及した現在では不便さを感じるでしょう。
手元に別のカードがあれば、生活に支障をきたすことなく再発行を待てる点はメリットです。
不測の事態に対するリスク分散の観点からも、2枚以上持っておくと安心だといえます。
【注意】複数持ちで生じるリスクとは?
メリットが多い一方で、計画性なくカードを増やしてしまうと、思わぬトラブルに巻き込まれる危険性があります。
年会費の合計額がメリットを上回る
初年度無料のカードであっても、2年目以降から年会費が発生するカードもあり、発行する際はしっかりと規約を確認しましょう。
複数枚の年会費がかかり、メリット(ポイント還元・付帯サービス)よりも年会費が高くなっては意味がありません。
「年に1回以上の利用で翌年無料」などの条件を見落とすと、使っていないカードの維持費だけを支払い続けるため、注意してください。
よりかしこく使いこなすには、自身の利用頻度と年会費のバランスを定期的に見直すことが大切です。
引き落とし日や口座の分散で管理が複雑に
カード会社によって、1か月の利用金額を締め切る日と、実際に銀行口座から引き落とされる日は異なります。
複数のカードを使っていると、毎月いつ、どの口座からいくら引き落とされるのかを正確に把握できない人もいるでしょう。
引き落とし口座を分けている場合は、それぞれの口座に必要な資金を移動させる手間も増えてしまいます。
各カードの締め日・引き落とし日・引き落とし口座を一覧にし、請求額と口座残高を毎月確認するのが大切です。
また、支出の全体像やお金の流れを把握しにくくなり、使いすぎるリスクもあります。
残高不足による遅延損害金のリスク
管理が複雑になると、口座の残高不足を起こしてしまう危険性が高まるため、十分にリスクを理解しておくのが重要です。
引き落とし日に支払いができなければ、カード会社の規約に基づいて遅延損害金が発生する場合があります。
支払いが遅れると、その状況が信用情報に登録される場合があります。
延滞が長期化すると、今後のクレジットカードやローンの審査に影響する可能性があるため、引き落とし日までに残高を確認しましょう。
「返済能力が低い」とみなされれば、マイホームやマイカーを購入する際など、ローンが組めなくなる可能性もあります。
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不正利用や紛失に気づきにくくなる
万が一不正利用されたり、財布から抜き取られたりしても、発覚が遅れるリスクがあります。
不正利用の補償には、届け出の期限やカードの管理状況などの条件があるため、利用明細を定期的に確認しましょう。
かしこく使う!お金の知識で複雑なクレジットカードを管理しよう
クレジットカードの複数持ちのメリットを得ながらリスクを回避するには、正しいお金の知識が不可欠です。
これからの人生に影響!正しく使うのがポイント
クレジットカードの契約内容や支払状況は、信用情報機関に記録されます。
支払状況は、将来クレジットカードやローンを申し込む際の審査で確認される情報の一つです。
メインカードは固定費、サブカードは特定店舗や旅行用など、カードごとの役割を決め、正確に管理しましょう。
リボ払いや分割払いの手数料を理解する
支払いに追われてリボ払いや分割払いに手を出してしまわないよう、毎月しっかりと管理するのが大切です。
リボ払いや手数料のかかる分割払いは、月々の支払額を抑えられる一方、支払期間が長くなるほど手数料の負担が増えやすくなります。
FPの学習では、金利の計算方法などの基礎から詳しく学びます。
手数料がいかに自分の資産を削るのかを把握できれば、リボ払いに頼らない家計を築けるでしょう。
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一生モノのお金の知識は「FPキャンプ」で身につけよう
クレジットカードの使い方や、家計の知識を本格的に身につけたいなら、FP資格の学習が適しています。
スマホ・スキマ時間を活かせるカリキュラム
FPキャンプには、机に向かってじっくり勉強する時間が取れない人でも安心の学習システムが備わっています。
通勤中の電車内や、ちょっとした休憩時間などのスキマ時間をフル活用できるため、無理なく学習を継続できます。
日常生活のサイクルに自然と勉強を組み込めるのがメリットです。
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本質理解!クレジットカード選びにつながる生きた知識
FPキャンプでは、YouTubeのFP解説動画でも人気のほんださんが、金融の仕組みや背景を本質から丁寧に解説します。
そのため、学んだ知識をすぐに自分のクレジットカード選びや、保険の見直しなどの実生活に活用できます。
日々の生活を豊かにし、将来を豊かに変える「一生モノの知識」が身につく実践的なカリキュラムです。
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まとめ:クレジットカードの複数持ちはFP知識でよりお得に管理しよう
クレジットカードの複数持ちは、還元率アップや付帯サービスなど、日々の生活を豊かにする多くのメリットがあります。
しかし、管理が複雑になれば、引き落としの遅延や無駄な年会費の支払いなどのリスクも伴います。
複数のカードをお得に使いこなすためには、金利の仕組みやキャッシュフローを正確に把握するお金の知識が必要です。
自分の資産と信用を守るためのベースとして、FP資格の学習を通じて、金融リテラシーを高めましょう。
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