
24歳で独学により1級ファイナンシャル・プランニング技能士を取得。2021年に「ほんださん / 東大式FPチャンネル」を開設し、37万人以上の登録者を獲得。
2023年に株式会社スクエアワークスを設立し、代表取締役としてサブスク型オンラインFP講座「FPキャンプ」を開始。FPキャンプはFP業界で高い評価を受け、2026年5月のFP1級試験では65%を超える受験生が利用。金融教育の普及に注力し、社会保険労務士や宅地建物取引士など多数の資格試験に合格している。
AI技術が進化し、ChatGPT・GeminiなどのAIにお金の悩みを相談したいと考える人もいるのではないでしょうか。
対面での相談はハードルが高いと感じるため、お金の相談の入り口として、AIの活用は適しています。
しかし、AIの回答はすべて正しいわけではなく、提案された内容をそのまま鵜呑みにするのは危険です。
本記事では、AIにFP相談をするメリットや注意点について詳しく解説します。
AIをかしこく使いこなすためのプロンプトのコツや、身につけておきたい知識についても紹介します。
ぜひ最後までお読みいただき、AIをツールとして活用する第一歩を踏み出してください。

AIにFP相談をする3つのメリット
AIにお金の相談をする場合、対面でファイナンシャルプランナーに相談するのとは異なるメリットがあります。
24時間いつでも無料で質問できる
AIを活用するメリットは、時間や場所を問わずいつでも無料で相談できる点です。
プロのファイナンシャルプランナーに相談する場合、事前の予約や日程調整が必要なため、忙しい人はハードルが高いと感じるでしょう。
また、対面やオンラインでの相談には、1時間あたり数千円から数万円の相談料が発生するケースもあります。
しかし、AIであれば時間を問わずに、スマホやパソコンから質問でき、悩みを早い段階で解決できます。
仕事や家事で忙しく、まとまった時間を確保しにくい人にとって、24時間いつでも無料で利用できるのは魅力です。
家計簿をつけながら疑問に思ったことなどを、すぐに解決できる手軽さが、AIにはあります。
膨大なネットデータから客観的な回答が得られる
AIは、インターネット上の膨大な学習データを参考にして回答を生成します。
そのため、特定の金融機関や保険会社に偏らない、客観的な意見を得られる傾向にあります。
銀行や証券会社の窓口で相談をした場合、手数料が高い商品を提案されるケースもあるため、AIのほうが公平な意見を求めやすいでしょう。
複数の投資手法を比較したり、一般的な家計の黄金比率を知ったりする際に、フラットな視点で情報を整理できます。
プライベートなお金の悩みを打ち明けやすい
お金に関する悩みはデリケートな内容であり、他人に話しにくいと感じる人は多くいます。
現在の貯蓄額、借金の有無、家族の収入状況などを初対面の人間に明かすのは、心理的なハードルが高いものです。
しかし、AIが相手であれば、人間の感情や評価を気にする必要がありません。
「貯金がまったくなくて恥ずかしい」「投資で大きな損失を出してしまった」などの内容でも、気兼ねなく相談できます。
人間関係のしがらみや心理的な負担を除いたうえで、純粋に解決策だけを模索できるのは、機械であるAIならではの強みです。
お金の相談におけるAIの得意分野・苦手分野
AIは万能ではなく、質問の内容によって得意分野と苦手分野が分かれます。
得意:知識の解説・家計シミュレーション
AIが得意とするのは、定義が決まっている用語の解説や、機械的な計算です。
例えば、「複利の仕組みとは何か」「NISAとiDeCoの違いを教えて」などの質問には、分かりやすく整理して回答してくれます。
専門用語をかみ砕いて説明する能力に長けているため、お金の基礎を学ぶための辞書代わりとして役立ちます。
また、「毎月3万円を年利5%で20年間運用した場合のシミュレーション」などの計算も得意です。
条件を明確に指定すれば、将来の資産額を計算してくれるため、お金の知識がない人でも将来の問題を把握しやすくなります。
収支を入力して、「一般的な世帯と比較して食費の割合は高いか」など、客観的なデータと比較することも、AIが力を発揮する分野です。
苦手:曖昧な質問・複雑な事情を考慮した相談
AIが苦手とするのは、前提条件が不足している質問や、人間の感情が絡む複雑な内容です。
「おすすめの投資信託は何ですか」「私はどのような保険に入るべきですか」などの曖昧な質問には、一般的な回答しか返ってきません。
投資の目的、許容できるリスク、将来のライフプランなど、個人の状況が反映されないため、実用的な意見を得られないでしょう。
また、「親の介護と子どもの教育費が重なりそうで不安」など、複数の要因が絡み合うデリケートな相談も苦手としています。
表情や言葉のニュアンスから感情を読み取り、優先順位を一緒に整理するのはAIよりも人間のほうが得意です。
個人の複雑な事情に寄り添った最適解を導き出したい場合は、IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)などがおすすめです。
AIにFP相談をする際の注意点!知っておくべきリスク
AIにFP相談をする際、注意しなければならないのが情報の正確性と安全性です。
ハルシネーションによる誤った回答
AIを利用するうえで、覚えておきたいリスクは「ハルシネーション」です。
ハルシネーションとは、AIが事実とは異なる情報を、正しいことのように生成してしまう現象を指します。
そのため、金融や税制に関する質問でハルシネーションが起こると、誤った前提で人生の重要な決断をする危険があります。
AIが提示した金額や制度の条件を鵜呑みにせず、疑う視点を持ちましょう。
最新情報が反映されていない可能性
AIが提案してくれるすべての情報が、最新の法律や税制に対応しているとは限らないため、注意が必要です。
金融の世界では、毎年のように税制改正が行われ、社会保険料の料率や年金の仕組みも頻繁に変更されます。
古い情報のまま資金計画を立ててしまうと、実際には想定していた恩恵を受けられないなどのリスクがあります。
AIの回答が最新の情報かどうかを確認し、法改正が絡む内容は気をつけてください。
詳細な個人情報を入力するセキュリティ上のリスク
AIに相談する場合、より具体的な回答を求め、個人情報まで入力するのは危険です。
多くの生成AIは、ユーザーが入力したプロンプトを今後のAI学習のデータとして利用する設定になっています。
そのため、自分の本名・住所・勤務先・口座番号などは入力しないようにしてください。
万が一、学習データとして取り込まれた場合、他のユーザーへの回答として個人情報が出力されてしまうリスクがゼロではありません。
お金の相談をする際は、個人を特定できる情報を含めず、仮の条件や抽象的な数値に置き換えて入力するリテラシーが求められます。
また、学習に使用しないための設定もあるため、使っているAIの公式サイトなどを確認するのがおすすめです。
AIのFP相談をより活用するためのプロンプト(質問)のコツ
AIに具体的なアドバイスを求める場合は、前提となる条件を可能な限り詳細に伝えるのがポイントです。
「老後資金の貯め方を教えて」と入力するよりも、自身の状況を細かく設定したほうが、より自身に合った回答が得られます。
年齢・職業・家族構成・目標金額などの条件を整理して伝えれば、AIは前提条件を正しく認識しやすくなるでしょう。
ただし、先ほども触れた通り、個人情報をAIに読み込ませないように注意してください。
AIの回答を見抜くには「お金の知識」が必要
AIの回答が正しいかどうかを判断するためには、質問する側にも知識が必要です。
最終的な決断と責任は自分!判断する力が重要
優秀な回答が出力されても投資で損失が出た場合や、不適切な保険に加入して損をした場合、AIに責任を問えません。
「AIがおすすめと言ったから」という理由で金融商品を購入するのは、損失を出すリスクが高まるため、避けるべきでしょう。
AIが出した複数の選択肢の中から、自分の価値観やライフプランに最も適したものを選ぶ「判断力」が大切です。
AIは判断材料を提供するツールとして役立て、自身でよりよい選択を見極めてください。
具体的な質問をするには、基礎知識が欠かせない
お金に関する基礎知識がなければ、自身に合う提案を引き出すための「質の高いプロンプト」を作るのは難しいでしょう。
知識がないまま質問してしまえば、一般的な回答が出力されてしまいます。
しかし、知識があれば「私はリスク許容度が低いと考えていますが、A商品に投資するのはどう思いますか」と相談できるようになります。
AIという心強いツールを使いこなすためにも、土台となる基礎知識を自分自身にインストールしておくのがおすすめです。
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AI時代だからこそ「FP資格」による土台作りがおすすめ
AIの回答を見抜く力と、的確な質問をするための基礎知識を身につけるには、ファイナンシャルプランナー(FP)資格の勉強が最適です。
税金・保険・投資など幅広いお金の知識が身につく
FP資格の試験範囲には、以下の6分野が含まれており、お金に関する幅広い知識を学習可能です。
- ライフプランニングと資金計画
- リスク管理(保険)
- 金融資産運用
- タックスプランニング
- 不動産
- 相続・事業承継
断片的なネットの情報だけではなく、生活に関わるお金のルールを理解できれば、AIの回答に違和感を覚える「気づきの力」も養われます。
FP3級レベルの知識があるだけでも、AIとの対話の質は高まるでしょう。
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誤情報や悪質な金融商品から資産を守る力が養われる
FPの知識があれば、AIのハルシネーションを見抜くだけでなく、さまざまな金融トラブルから自分を守れるようになります。
世の中には、手数料が不必要に高い投資信託や、過度に手厚い保険を勧めてくる相談員など、お金のトラブルが隠れています。
正しい金融リテラシーを持っていれば、本当に自分に必要なのかを客観的に判断できるでしょう。
お金に関する不安を根本から解消するためには、まず自分自身の知識を固め、AIのメリットも活用するのがおすすめです。
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本質的なFP知識を効率よく学ぶなら「FPキャンプ」
FP資格の勉強をはじめたいと考えた人におすすめなのが、試験対策に特化した学習コンテンツ「FPキャンプ」です。
YouTubeで人気のほんださんが分かりやすく解説
FPキャンプは、YouTubeのFP解説動画で人気を集める「ほんださん」が運営しています。
多くの受験生がつまずきやすい複雑な税制や年金の計算なども、分かりやすく解説しているため、初心者でも安心です。
テキストを読み上げるような講義ではなく、なぜそのような制度になったのかという背景から丁寧に説明します。
独学でテキストを読んでも理解できず挫折してしまった人でも、ほんださんの講義ならスムーズに知識が定着するでしょう。
専門用語の壁を感じさせないやさしい解説は、学習を継続するためのモチベーションになります。
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スキマ時間・スマホで効率的にインプットとアウトプットが可能
FPキャンプは、忙しい社会人でも学習しやすいように工夫がこらされています。
講義動画はスマホからいつでも視聴できるため、通勤電車の中や昼休みのスキマ時間を活用してインプットが可能です。
さらに、学習した内容をすぐに定着させるためのオリジナル問題集も充実しています。
重いテキストや問題集を持ち歩く必要がなく、スマホ一つでインプットから問題演習まで学習できます。
まとまった勉強時間が取れない人でも、FPキャンプで毎日少しずつ勉強を積み重ね、合格レベルの知識を身につけましょう。
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無料コースを提供!気軽に挑戦できる学習環境
FPの勉強に興味があっても、何からはじめればよいか分からず、続けられるか不安に感じている人も多いでしょう。
FPキャンプでは、学習の雰囲気を体験できる無料コースが提供されています。
いきなり高額な教材を購入する必要がなく、まずは無料で実際の講義動画や問題演習の使い勝手を確認できます。
自分に合った学習スタイルかどうかを判断できるため、勉強をはじめる第一歩としてのハードルが低い点が特徴です。
自分自身のお金の知識をアップデートしたいと感じた人は、気軽に無料コースから試してみてはいかがでしょうか。
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まとめ:AIを使いこなすためにFPの知識を身につけよう
AIはお金の基本的な疑問を解決したり、家計のシミュレーションをする際に役立つツールです。
24時間いつでも無料で相談でき、客観的な意見をもらえるメリットが挙げられます。
しかし、ハルシネーションによる誤情報や、最新の法改正が反映されていないなどのリスクもあるため、注意が必要です。
AIから提示された情報を鵜呑みにせず、最終的に正しいかどうかを見極める力を育みましょう。
FP資格の学習を通じて体系的なお金の知識を身につければ、AIの誤りを見抜き、自分自身の資産を守る力につながります。
効率よく本質的な知識を学びたい人は、FPキャンプを活用して、お金の不安を解消する第一歩を踏み出してください。
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