
24歳で独学により1級ファイナンシャル・プランニング技能士を取得。2021年に「ほんださん / 東大式FPチャンネル」を開設し、38万人以上の登録者を獲得。
2023年に株式会社スクエアワークスを設立し、代表取締役としてサブスク型オンラインFP講座「FPキャンプ」を開始。FPキャンプはFP業界で高い評価を受け、2026年5月のFP1級試験では65%を超える受験生が利用。金融教育の普及に注力し、社会保険労務士や宅地建物取引士など多数の資格試験に合格している。
「計算問題が苦手だから、ほかの問題だけで合格できないだろうか」と考えてしまう人もいるのではないでしょうか。
FP2級は試験範囲が広く、限られた勉強時間をどのように使うかは大切な問題です。
ただし、計算問題が苦手な場合でも、計算問題をすべて捨てるべきではありません。
本記事では、学科・実技それぞれで計算問題を全捨てするリスクを解説し、数学が苦手な人でも取り組みやすい勉強法を紹介します。

【結論】FP2級の計算問題をすべて捨てるのはリスクが高い
FP2級の学科試験と実技試験で計算問題を捨ててもよいか判断する際は、両方の試験でどう得点するかを分けて考えましょう。
学科試験:暗記系でカバーできる可能性もある
FP2級の学科試験では、制度の要件や用語などの知識を問う問題が多く出題されており、計算問題以外で得点を重ねやすいのが特徴です。
学科試験は60問中36点以上が合格基準のため、計算問題を間違えたとしても、それだけで不合格が決まるわけではありません。
ただし、知識問題でミスする可能性も考慮し、「計算問題を一切解かなくても36点に届く」と決めつけないようにしましょう。
例えば、複雑で計算に時間がかかる問題は深追いせずに、基本的な計算問題は解くなど、ルールを決めておくのが安心です。
制度を問う問題でも数字や条件の理解は必要なため、「計算を捨てる」と「数字を覚えない」を一緒にしないよう、注意してください。
実技試験:計算問題の対策は重要!全捨てはリスクが高い
実技試験でも、計算問題をすべて捨てる判断はおすすめできません。
まずは各団体の合格基準を確認しましょう。
| 実施団体 | 出題形式・問題数 | 満点 | 合格基準 |
|---|---|---|---|
| 日本FP協会 | 40問 多肢選択式/記述式 | 100点 | 60点以上 (得点率6割) |
| きんざい (金融財政事情研究会) | 事例形式 5題 | 50点 | 30点以上 (得点率6割) |
実技には知識を問う問題もありますが、収入や資産などの資料を読み、必要な数字を計算するスキルも必要です。
計算問題を全捨てすると、得点できる問題を自分から減らすため、計算問題の克服を目指しましょう。
苦手な内容は講座を受講したり、動画を見て理解を進めるなど、数学への苦手意識があっても対策をしてみてください。
【おすすめの記事】
YouTubeだけでFP試験に合格できる?教材は必要?最短で合格する方法を解説
FP2級の計算問題で手が止まる3つの原因
計算問題が苦手だと感じるときは、計算そのもの以外の場所でつまずいている可能性があります。
公式の丸暗記に頼りきっている
公式を覚えていても問題が解けない場合、公式だけを暗記している可能性もあるでしょう。
FP2級の計算問題では、問題文にある数字をすべて使うとは限りません。
何を求める問題なのか判断してから、必要な数字を選ぶため、情報の取捨選択が重要です。
例えば、将来いくらになるかを求める計算と、将来の目標額から現在必要な資金を求める計算では、お金が動く方向が逆です。
公式の形だけに頼ると、どの公式を使うべきか迷いやすくなり、計算問題に苦手意識を抱く原因になります。
問題文の意図が読めず、係数や計算式を選べない
計算をはじめる前に何を問われているのかうまくつかめない人は、公式よりも先に、問題文の読み取り方を見直すのがおすすめです。
例えば、ライフプランニング分野で使う6つの係数で考えてみましょう。
資金を「今から将来へ」動かすのか、「将来から今へ」戻して考えるのかによって選択が変わります。
毎年の積立額を求めるのか、積み立てた結果の金額を求めるのかも、見分けるポイントです。
問題を解くときは、「いつの時点の、何の金額を求めるのか」などと書き出し、設例を整理してみてください。
また、選択を間違えた問題では、答えだけを覚え直すのではなく、読み違えた言葉を確認すると今後に活かせます。
複数の制度の関連性を理解できていない
1つの計算式は分かっていても、複数のルールや知識を使う問題では混乱する場合があります。
一度にすべての条件を頭の中で処理しようとすると、計算より前の段階で理解できなくなるでしょう。
まずは「金額を確認する」「差し引く金額を整理する」「特例の条件を見る」のように、判断する順番を分けてみてください。
手順を分けても解けない場合は、計算練習の回数を増やす前に、分からない制度の意味を教材へ戻って確認しましょう。
FP2級の計算問題を得点源に変える3つのコツ
計算問題の全捨てを避けるためには、基本的な問題に取り組み、間違えた原因に合わせて学習を進めましょう。
頻出する計算問題を優先して解く
まずはよく試験に出る問題をあぶりだし、アウトプットを繰り返すのがおすすめです。
最初から複雑な問題に挑むと時間を使いすぎてしまい、ほかの分野を確認できなくなる可能性があります。
問題演習では、「考え方が分からない」「式は分かるが計算を間違えた」「時間がかかりすぎた」などに分けるのもよいでしょう。
【おすすめの記事】
FP試験の捨て問を見極めよう!過去問の沼から抜け出す効率的な対策と勉強法
制度の本質を理解する
計算問題で安定して得点するには、式の背景にある制度の本質も理解しておきましょう。
例えば、控除額を差し引く計算では、何から何を引くのかが分からないまま数字を当てはめると、計算の順番を間違えやすくなります。
一方、制度がどの金額を調整する仕組みなのかを理解していれば、数字を入れる位置を判断しやすくなります。
「なぜ引くのか」「誰に適用されるのか」と問いながら教材を読むと、計算式と制度の説明がつながるでしょう。
ただし、FP試験対策では、問題を解くために必要な範囲まで理解し、演習で確かめるのも大切です。
解説を読んだ直後は分かったつもりでも、何も見ずに再現できるとは限りません。
別日に同じ考え方を使う問題へ再挑戦し、式を選んだ理由まで説明できるか確認してみてください。
【おすすめの記事】
【暗記量減】試験範囲が広いFP試験は「本質理解」で攻略!合格を勝ち取る勉強法
お金の流れをイラストや動画で整理する
文章だけでは分かりにくい計算は、お金が動く順番を図にすると整理しやすくなります。
例えば、現在の資金を将来に向けて運用する問題なら、紙に「現在→将来」の線を引き、出発点と求める金額を書き込みます。
複数の金額を差し引く問題でも、計算の順番を矢印で示せば、途中で何を求めているか確認できます。
きれいな図を作る必要はなく、自分が取り違えやすい数字と、計算の順番が分かれば十分です。
自身でうまく書き出せない場合は、AIで情報を整理する方法を活用しましょう。
ただし、誤情報が含まれている可能性もあるため、生成された図や説明は教材と照らし合わせる必要があります。
【おすすめの記事】
AI画像生成をFP資格の勉強に活かす方法!無料アプリで難しい制度をイメージ化
計算問題の暗記ループから脱却!本質から学べるFPキャンプがおすすめ
公式を覚え直しても問題が解けず、どこから復習すればよいか迷う人には、FPキャンプが適しています。
YouTube解説で人気!ほんださんの本質講義の魅力
FPキャンプでは、YouTubeでFPの解説を発信する「ほんださん」が監修しており、初心者から実務家まで人気です。
数字や単語を丸暗記するのではなく、制度を本質から解説するため、しっかりと知識を理解できます。
アウトプット機能も備わっており、説明を聞けば分かる状態から実際に問題を解ける状態へと変化させられます。
深く知識を定着させられれば、応用問題にも対応でき、実生活でも活かせる知識として役立つでしょう。
計算が苦手な人でも無駄なく学べる効率的なカリキュラム
FPキャンプのFP2級コースには、学科試験対策に加え、計算問題の解き方を扱う実技試験対策も用意されています。
実技試験対策では頻出する計算パターンを学べ、前提知識から解法の手順まで勉強できます。
公式を眺めるだけでは手が止まる人も、「何を確認してから計算をはじめるか」を順番に追えるでしょう。
また、学科と実技の両方を学ぶコースのほか、必要な試験に合わせて講座を選ぶ方法もあります。
一部合格している人なら、対策が必要な科目から検討できるため、経済的な負担を軽くできる点はメリットです。
まずは無料体験コースで「分かる・計算できる楽しさ」を実感しよう
FPキャンプのFP2級コースには、7日間の無料体験版が用意されています。
無料体験版では、講義・教材などを含むサービスの一部を試せるため、相性を事前に確認可能です。
数学に苦手意識がある人は、動画の分かりやすさに加え、説明を聞いたあとに自分で問題へ取り組めるかを確かめるのがおすすめです。
例えば、普段つまずくテーマの講義を見て、図を描きながら解き方を説明できるか試してみてください。
分からない箇所を把握できれば、無料体験をその後の勉強計画づくりにも活かせます。
学習の進め方が自分に合うと感じたら、受験科目に対応する講座を確認し、継続を検討しましょう。
【おすすめの記事】
FPキャンプ無料コースの活用ガイド!各級の料金・特徴・講座まとめ
まとめ:FP2級の計算問題は「全捨て」せず、本質の理解で得点源にしよう
FP2級では、学科・実技ともに計算問題だけでなく、知識問題に答えるスキルも問われます。
ただし、計算問題を最初からすべて捨てると、得点できる問題の選択肢が狭まるため、少しずつ克服していくのがおすすめです。
手が止まる原因が公式の意味、問題文の読み取り、制度の理解のどこにあるかを確かめれば、復習する箇所を絞れます。
計算の仕組みを学び直したい人は、FPキャンプの講義や教材も試しながら、自分に合う勉強法を見つけてください。
【関連記事】FP2級の資格勉強を効率よく進めたい人におすすめ
FP2級の勉強法やFPキャンプの口コミを知りたい人は、以下の記事をあわせてご覧ください。
【勉強法】
▶効率重視:【最新FP対策】効率的な資格勉強のやり方とは?ポイントをおさえて最短合格
▶テクニック:【FP試験対策】もう勉強方法に迷わない!合格をつかむための学習テクニック大全
▶インプットアウトプット:【FP試験】インプット・アウトプットの黄金比とは?合格をつかむ専用学習法を解説
▶YouTube学習:YouTubeだけでFP試験に合格できる?教材は必要?最短で合格する方法を解説
▶スマホ学習:FP試験対策はスマホ学習がおすすめ!効率的に勉強する方法を徹底解説
▶iPad学習:FP試験の勉強はiPadで効率化!勉強のハードルを下げるコツ
▶寝ながら学習:【FP試験】無理せず勉強継続!寝ながら勉強で合格を勝ち取る
【FPキャンプ:口コミ】
▶20代:FPキャンプの評判・口コミは?忙しい20代銀行員・保険業のリアルな声
▶30代:【30代FP2級】忙しくても合格できる!FPキャンプ受講者3名の口コミ・評判
▶40代:40代必見!金融のプロも活用するFP2級対策FPキャンプの評判・口コミ
▶50代:【FP2級対策】50代・異業種からも一発合格!FPキャンプの口コミ
▶子育て:FP資格は子育てと両立できる?授乳中でも合格した勉強法とFPキャンプの口コミ
▶社会人:FPキャンプの評判・口コミは?忙しい社会人がFP2級合格をつかんだ体験談




