【不/合格体験記】岩本 壮太様

26年1月試験
合格するという覚悟と絶対的な演習量が不足して不合格

26年5月試験
周りに受験を周知し、日々の学習習慣を崩さず計算問題を完璧にすることで合格

岩本壮太様 24歳・銀行業
受験回数:2回目

現在、銀行員の営業担当として働いています。日商簿記1級を取得したことで、企業の財務面に対する理解はかなり深まりました。一方で、中小企業の経営者の方が抱える個人としての悩みや、資産・相続・ライフプランに関する相談に対して、十分に踏み込んだ回答ができないことに課題を感じていました。

そこで、FP1級レベルの知識を身につけることで、法人・個人の両面からより高度な提案ができる営業担当になりたいと考え、FP1級に挑戦することを決めました。

初挑戦の学習法と結果

2026年1月試験に向けて学習を開始したのは、試験の約2か月前でした。平日は朝に1時間程度、休日は日によってばらつきがあり、勉強する日は4時間程度、あまりできない日でも1時間ほどは学習していました。使用した主な教材は、FPキャンプのコンテンツ、ビジネス教育出版社のテキスト・問題集です。ただ、当時の本気度を5段階で表すと、2程度だったと思います。

基礎編については、十分に対策する時間を取れないと考えていたため、ほとんど手をつけることができませんでした。動画を一通り視聴した程度で、テキストを読み込んだり、問題集を解いたりするところまでは進められませんでした。ただし、基礎編の計算問題については重点的に取り組み、自力で解き切れるようになるまで練習しました。計算問題であれば、ある程度どのような問題が出ても対応できる状態を目指していました。

一方、応用編の計算問題にはかなり力を入れました。FPキャンプの動画を一通り視聴した後、ビジネス教育出版社の計算問題集を使って2周ほど演習しました。分からなかった問題は再度解き直すなど、必要な箇所に重点を置きながら学習を進めました。穴埋め問題については、計算問題に取り組む中で補足的に確認する程度で、基礎編の暗記問題と同様に、十分な対策はできていませんでした。

試験前の時点では、合格は難しいだろうと思いながら受験しました。ただ、今回は「計算問題を解き切る力を身につけること」を一つの目標にしていたため、応用編では高得点を狙いたいと考えていました。次回試験を本命と位置づけ、今回は計算問題の実力と暗記問題の地力を確認するための受験という意識が強かったです。

実際に受験してみると、基礎編はやはり分かる問題が少なく、ほとんど手の打ちようがありませんでした。ただ、計算問題については対応できたため、準備してきたことには一定の意味があったと感じました。応用編については、計算問題に時間をかけて対策していたこともあり、ある程度は解くことができました。しかし、経験したことのない論点については途中までしか解答できず、完答には至りませんでした。また、穴埋め問題も自信を持って答えられたものはほとんどなく、暗記面の力不足を強く痛感しました。

不合格の原因は大きく3つあったと感じています。

1つ目は、この試験で絶対に合格するという覚悟が不足していたことです。

そもそも基礎編の4択問題で6割を取ることを最初から諦めており、運任せになっていた部分がありました。また、1日の学習量を振り返っても、試験範囲を一通り学習することすら難しいスケジュール感で進めていたため、合格に必要な準備ができていなかったと反省しています。

2つ目は、問題演習が不足していたことです。

計算問題については毎日少しずつ取り組んでおり、ある程度幅を持たせて学習できていたため、試験でも一定の成果は出ました。一方で、基礎編の4択問題については演習経験の少なさがそのまま結果に出てしまい、単純なひっかけにも対応できない場面が多くありました。計算問題についても、応用力を発揮するための基礎が十分ではなく、演習量の不足が大きな原因だったと感じています。

3つ目は、周囲にFP1級学科試験を受ける仲間がいなかったことです。

金融機関に勤めているとはいえ、同年代でFP1級の学習をしている人は周囲にほとんどおらず、情報交換をしたり、ライバルとして刺激を受けたりする機会がありませんでした。同じ目標に向かう仲間と切磋琢磨することで得られるものは大きいと思うので、自分の学習以外から刺激を受ける環境が少なかったことも、不合格の一因だったと感じています。

再挑戦で意識したこと

再挑戦にあたってまず意識したのは、自分に逃げ場を作らないことです。会社の同期に、自分がFP1級学科試験を受けること、そして5月試験で必ず合格するつもりでいることを積極的に伝えました。周囲に宣言したことで応援してもらえるようになり、同時に今回で必ず合格しなければならないという良い意味でのプレッシャーを自分に課すことができました。

学習面では、問題演習の量をとにかく増やすことを意識しました。FPキャンプ公式問題集「TEPPEN」を購入し、計算問題は最低3周、苦手な問題は4〜5周解く計画を、試験日から逆算して立てました。試験対策を計算問題と暗記問題に分けて考え、まずは計算問題を盤石にすることに集中しました。そのうえで、計算問題に関連する周辺知識を通じて、暗記問題の知識も少しずつ積み上げていきました。

また、学習ルーティンを確立し、それを崩さないことも徹底しました。前日に何があっても、平日は7時~8時まで必ず勉強するようにしました。平日は計算問題に絞り、土日は計算問題に加えてテキストを読み、気になった知識を補強する。この流れを自分の中で決め、このやり方で進めれば大丈夫と信じて、迷わず学習を続けました。

こうした対策を積み重ねた結果、2026年5月試験では131点でFP1級学科試験に合格することができました。

岩本様の5月試験に向けた学習の詳細や工夫、FPキャンプの活用方法、合格の要因などは、下記の合格体験記をご覧ください。

『不』/合格体験記で先輩の挑戦から学ぶ

FPキャンプONE TEAMプロジェクト
『不』/合格体験記

FP1級学科試験は、合格率が平均10%の狭き門です。

今回残念ながら不合格となったものの、次回も不屈の精神でリベンジされる方を応援したい。
FPキャンプはそんな想いで「『不』/合格体験記」を開始しました。

過去の自分と真摯に向き合い、足りなかった部分はどこか、試験勉強のどこに問題があったのか。
そして、受講生の皆さんが自らの課題をどのように克服し、合格に至ったのか。

その軌跡をまとめたのが、この『不』/合格体験記です。合格体験記の内容は、これまでの学習経験や学習環境によって異なるため、すべての受験生が一律に真似できるものばかりではありません。しかし、『不』/合格体験記に書かれた内容は、今後FP1級試験を受験する皆さんにとって、大きな参考になるものです。ぜひこの「先輩の声」をもとに、FP1級学科試験の合格に向けて、正しい努力を積み重ねてほしいと思います。

「受講生全員を必ず合格までお連れする」
このモットーに則り、FPキャンプは悔しさを乗り超えて挑戦する受講生の皆さんを心より応援します。

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