自己破産で家族への影響は?デメリットと大切な人を守るFP知識

この記事を書いた人
本多遼太朗

24歳で独学により1級ファイナンシャル・プランニング技能士を取得。2021年に「ほんださん / 東大式FPチャンネル」を開設し、37万人以上の登録者を獲得。

2023年に株式会社スクエアワークスを設立し、代表取締役としてサブスク型オンラインFP講座「FPキャンプ」を開始。FPキャンプはFP業界で高い評価を受け、2026年5月のFP1級試験では65%を超える受験生が利用。金融教育の普及に注力し、社会保険労務士や宅地建物取引士など多数の資格試験に合格している。

自己破産の手続きを検討する際に、大切な家族へどのような影響が出るのか不安に感じる人もいるでしょう。

しかし、影響の出る範囲が分かれば、再起への第一歩を踏み出しやすくなります。

本記事では、自己破産が家族に与える影響と、影響が及ばないケースを解説します。

自己破産後の生活に役立つお金の知識についても紹介するので、ぜひご覧ください。

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目次

【結論】自己破産で家族の人生は終わらない

自己破産のルールを知り、最善の選択をするための材料にしましょう。

破産の手続きや借金免除の効力は「本人のみ」に限定

自己破産の手続きは、申し立てをした本人のみが対象です。

裁判所によって借金の支払い義務が免除されるのも、本人のみに限定され、家族の借金は含まれません。

例えば、夫が自己破産をした場合、妻が代わりに借金を返済するなどのルールはないため、再起を目指しやすいのがポイントです。

金融機関から家族に対して、本人に代わって支払いを請求する行為も法律で禁じられています。

ただし、家族が保証人の場合、家族に支払い義務が生じる点には注意しましょう。

配偶者や子ども名義の財産は没収・処分の対象外

没収・処分の対象となるのは、申し立てた本人名義の財産です。

配偶者が自分自身の収入で築いた貯金や、配偶者名義で購入した自動車などは没収されません

ただし、本人名義の財産を没収されるのを防ぐために、家族名義へ変更する行為は法律違反です。

家族名義の口座に財産を隠すなどの疑いがあるケースは、同居家族の財産も調査される可能性があります。

万が一、自己破産の選択をするときは、法律を守り、再起を目指しましょう。

自己破産で家族に影響が及ぶ5つのケース

自己破産が家族の生活に変化をもたらす、5つのデメリットを解説します。

家族が借金の保証人や連帯保証人になっている

自己破産で深刻な影響を与えるのが、家族が保証人になっているケースです。

本人の借金が免除されると、金融機関は連帯保証人である家族に対して、残りの借金の一括返済を求めます

例えば、事業資金の借り入れで配偶者が連帯保証人になっていた場合、配偶者も同時に債務整理を迫られるでしょう。

家族が保証人になっている場合は、どのような方法を選ぶべきか、専門家に相談するのが大切です。

本人名義の持ち家や自動車を手放す生活環境の変化

本人名義の高額な財産は、債権者への配当にあてるため裁判所によって処分されます。

マイホームや自動車を手放す必要があり、家族全員の生活環境が大きく変化するでしょう。

例えば、持ち家にお住まいの場合は退去を余儀なくされ、新しい賃貸住宅への引っ越しが必要です。

車などは条件が該当したもののみ手元に残せるため、専門家に相談してみてください。

生活の利便性は低下しますが、住宅ローンや維持費などの重い固定費から解放される点はメリットです。

本人を本会員とするクレジットカードが利用停止

本人が自己破産をすると、信用情報に事故情報が記録されるため、クレジットカードは強制解約されます。

さらに、本人名義のカードに紐づいて発行されていた家族カードも利用できません

例えば、日々の生活費や公共料金の支払いを家族カードにまとめている場合、決済方法の変更が必要です。

ただし、配偶者自身が本会員として契約しているクレジットカードであれば、本人の自己破産に関係なく使い続けられます。

カードが使えない期間は、口座残高の範囲内で即時決済されるデビットカードなどを活用しましょう。

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生命保険や学資保険が解約対象になるリスク

本人名義で契約している生命保険や学資保険も、解約返戻金が20万円を超えると財産とみなされます

20万円超の解約返戻金がある場合は、裁判所の判断で回収されます。

子どもの将来のために積み立てていた学資保険であっても、契約者が本人であれば処分の対象です。

保障がなくなると万が一の備えが消滅するため、家族にとっては不安要素になるでしょう。

今後は公的保険でカバーできる範囲を学び、掛け捨て型の安い保険で保障するなどの見直しが欠かせません。

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奨学金や各種ローンの保証人になれない可能性

自己破産から一定期間(約5~7年)は、信用情報機関に情報が残るため、新たなローン契約や保証人になれない可能性があります

必ずしも保証人になれないという決まりはありませんが、自己破産の経験は金融機関等に不安を与える要素です。

そのため、子どもが進学で奨学金を借りる際、自己破産をした本人は連帯保証人として認められないケースもあるでしょう。

家族のライフイベントで、資金調達のサポートができない点はあらかじめ把握しておくと冷静に対処できます。

不安を解決!家族への影響がないものとは?

法律上、自己破産した場合も家族へ影響がないものを紹介します。

就職・転職・勤務先での評価

本人の自己破産が理由で、家族の仕事や就職活動に悪影響は出ません

例えば、子どもが就職活動しているときでも、親の自己破産が不利に働く心配は不要です。

自分から発言しない限り、職場に自己破産が知れ渡る可能性は低いため、安心して日々の業務に集中できます。

子どもの将来

自己破産は本人の経済的な手続きであり、子どもの将来の選択肢を奪うものではありません

進学・留学など、親の破産歴が法的な障害になるケースはないため、安心してください。

家族の信用情報に傷はつかない

信用情報機関に金融事故として登録されるのは、自己破産を申し立てた本人の情報のみです。

配偶者や子どもの信用情報に「家族が自己破産をした」という履歴が残りません。

例えば、配偶者が自分名義で新しいクレジットカードを作ったり、マイカーローンを組んだりする際の審査は通常通り行われます。

家族自身の条件が審査基準とあっていれば、クレジットカードやローンの審査は通過するでしょう。

戸籍や住民票に自己破産の履歴が記載されない

自己破産の手続きをした事実が、戸籍謄本や住民票などの身分証明書に記載されません

例えば、戸籍は出生・死亡などの身分を証明し、住民票は居住に関する内容を証明する公的な書類です。

しかし、政府が発行する「官報」には氏名と住所が掲載されるため、他人に知られる可能性がゼロではない点は理解しておきましょう。

家族への迷惑を抑え、生活を立て直すためにおすすめの対策

自己破産のダメージを最小限にとどめ、スムーズに新しい生活をはじめるためのステップを解説します。

財産隠しは厳禁!借金問題の専門家である弁護士へ相談する

家族を守りたい気持ちから、財産を隠したり直前で名義を変更したりするのは避けましょう。

悪質な財産隠しが発覚すると、裁判所から「免責不許可」と判断され、自己破産できない事態を引き起こします

取り返しのつかない失敗を防ぐためにも、専門家にしっかりと相談し、国民を守るための制度を活用してください。

お金の流れを具体的に把握する

専門家への相談だけでなく、これまでの家計の収支を数字で把握する作業も並行するのがおすすめです。

借金が膨らんでしまった根本的な原因のなかには、毎月いくら入ってきて、いくら出ていくのかを理解できていないケースもあります。

家賃やスマホ代、各種サブスクリプションなどの固定費をすべて紙に書き出し、無駄がないか徹底的に洗い出しましょう

現実の数字と冷静に向き合う作業は苦痛を感じますが、自分や家族の未来を守るためには必要なプロセスです。

お金の流れを透明化させ、再起するための第一歩を踏み出してください。

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お金の知識を学ぶ

お金に振り回されるのではなく、コントロールするには、お金の知識が必要です。

お金の知識があれば家計をよりよく改善でき、資産を守りながら、リスクを抑えて増やす方法が分かります

自己破産は借金をリセットして新しいスタートを切る手段のため、知識がなければ再び同じ失敗を繰り返すリスクがあります。

お金の苦しみを感じる人生から、お金を使って人生を豊かにする方法を学びましょう。

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自己破産は家計の再出発!FP知識で家計を立て直そう

安心して再出発をしたい人にこそ、幅広い知識が学べる「FP(ファイナンシャルプランナー)の知識」がおすすめです。

手続き後の生活基盤を安定させるには「FPの知識」が必要

クレジットカードが使えなくなり、現金中心の生活がはじまるタイミングこそ、FPの知識を実践するよいチャンスです。

FP学習では、以下の6分野について学べるため、生活で役立つ知識の土台を固められます。

  1. ライフプランニングと資金計画
  2. リスク管理
  3. 金融資産運用
  4. タックスプランニング
  5. 不動産
  6. 相続・事業承継

医療費控除や高額療養費制度などの社会保険の仕組みを知れば、過度に民間保険を使わずに支出を減らせます。

国が用意している制度をかしこく使いこなす術は、限られた手取り額の中で生活基盤を安定させるための味方です。

FPの知識は、不安な毎日を「計画的な節約を楽しむ日々」へと変えてくれるでしょう。

長期的なライフプランニングを考えられる

自己破産の手続きが落ち着いたら、目先の生活費だけでなく、10年後、20年後の未来を見据えて計画表を作成するのがおすすめです。

FPの知識があれば、教育・老後資金などが「いつ・いくら必要なのか」を具体的な数値で予測できます

必要な金額が分かれば、毎月いくら貯める必要があるのか逆算可能です。

具体的なアクションに落とし込めれば、漠然とした不安を少しずつ減らせます。

また、家族と未来について考える期間を設けられるため、きずなが深まり、将来に期待を寄せられるでしょう。

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自分の資産と家族の未来を守れる

ゼロになった資産を着実に増やしていくためには、お金の選択を見極める「自己防衛力」が欠かせません。

FPの学習を通して金融リテラシー(お金の知識・判断力)を高めれば、金融トラブルに巻き込まれなくなるでしょう。

他にも、投資で活用したいNISAやiDeCo、節税しながら返礼品が受け取れるふるさと納税なども利用できるようになります。

これからの人生を楽しく生きていくための基礎知識を、FPの学習で身につけてください。

家族の笑顔を守る「一生モノの知識」を身につけるならFPキャンプ

初心者でも挫折せずに、実生活で使える生きた知識を学べるのが「FPキャンプ」です。

FPキャンプとは?人気講師ほんださんが教える実践的な学習コンテンツ

FPキャンプは、YouTubeのFP試験解説動画で人気を誇る「ほんださん」が運営する学習コンテンツです。

難しい専門用語や複雑な税制の仕組みを、図解や身近な例えを用いて初心者にも分かりやすい言葉で解説しています

厚いテキストを読んで眠くなってしまう人でも、テンポのよい動画講義ならテレビを見る感覚で楽しく学習を進められるでしょう。

丸暗記ではなく「なぜその制度があるのか」という本質から理解できる点は、FPキャンプならではのメリットです。

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日常生活に直結する家計改善の「生きた知識」が分かりやすく学べる

FPキャンプには、試験に合格するためのテクニックだけでなく、実際の生活ですぐに使える知恵が散りばめられています

例えば、源泉徴収票の正しい読み方や、住宅ローンの金利タイプの選び方など、明日からすぐにお金を守る行動に移せる内容です。

学んだ知識を自分の家計簿やライフプランに当てはめれば、少しずつ安心できる家計へとステップアップできるでしょう。

知識を「知っている」状態から「使いこなせる」状態へと導いてくれるのが、FPキャンプの強みです。

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スキマ時間に学習!まずは無料コースから挑戦

お金の勉強をはじめたいと思っても、忙しさからまとまった時間が取れない人は多いでしょう。

しかし、FPキャンプはスマホ一つでいつでもどこでも学べ、日々のスキマ時間を有効活用できます

例えば、寝る前の少しの時間に一問一答のテストを解くだけでも、確実に金融リテラシーは積み上がっていきます。

FPキャンプでは、FP3級(学科試験)コースが無料で試せるため、まずは気軽に挑戦してみてください

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まとめ:自己破産のデメリットを正しく理解し、家族を守るお金の教養を育てよう

自己破産は家族の生活に制限をもたらしますが、苦しい状態から再起するための心強い制度です。

お金は選択肢を増やし、幸せを得るための味方ですが、コントロールするには金融リテラシーが欠かせません。

お金の不安を根本からなくし、大切な人の笑顔を守り続けるために、FPキャンプで実践的なお金の勉強をはじめてみましょう。

まずは無料コースに挑戦!FPキャンプで学習をはじめる

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