
FP2級受験のきっかけ
──最初にFP2級を取得しようと思ったきっかけについて教えてください。
昨年11月上旬に行政書士試験を受験し、合格発表は1月末であったため。
その期間を利用して受験を決意しました。
実のところを言うと、行政書士試験が記述問題の点数次第での合否が決まる状態で、「マークミスしてないかな?」、「記述問題の点数が取れるかな」という不安で受験直後眠れなかったので、その不安をかき消すために受験を決意しました。また以前FP3級を取得していたこと理由の1つです。
学習スケジュールと活用教材
──受検を決意した時期とそこから1月試験までのおおまかな学習スケジュールを教えてください。
11月上旬の行政書士試験受験後の翌日から学習を開始しました。
仕事がシフト制であるため、平日は1.5~2時間、休日は3時間、FPキャンプと過去問道場を使用しました。
──学習にあたって主にどのような教材を活用しましたか。
- テキスト:FPキャンプのテキスト
- 動画・オンラインサービス:FPキャンプの講義動画
- アウトプット用:過去問道場FP2級
学習の工夫とモチベーション維持法
FPキャンプの全コンテンツを書き出し日々の学習スケジュールを設定。
問題演習に重点を置く
──学習を進めるにあたり、自分なりに工夫した点はありますか。
勉強開始から受験日まで3か月を切っていたので、まずFPキャンプ内のテキストの種類・量・問題数・講義動画の数を紙に書きだし、どのように勉強するかスケジュールを立てました。
方法としては、1本あたりのインプット動画が何分あり、それがトータルで何分あるか、1日に集中して聴けるのは1時間程度と考えていましたので、1日1時間講義を基本とし、スケジュールを立てました。
講義動画を視聴した後は一問一答問題集で正解・不正解を問わず、解説がテキストの何ページに書いてあるかを一問一答問題集の回答に記録し、後からでもすぐに見直せるように工夫しました。また、講義は分からなくても良いので、できるだけ早いスピードで聞き、途中で止めず、問題を解くことに重点を置きました(どんな出方、どんなひっかけ方?かを意識)。
その他、休む時はしっかり休むことを意識しました。
気乗りしない時も勉強の楽しさを見出しモチベーションを維持
──学習を進めるにあたり、一番大変だったことは何ですか。また、その困難をどのように乗り越え、学習のモチベーションを維持しましたか。
昨年の最大目標であった行政書士試験が終了し、一度学習意欲が落ちた状態での勉強だったので、分からない単語・制度・問題に出会ったときに無理だと思い、FP2級の勉強に取り組まないことが学習初期に多く発生しました。
ただその困難は、一問一答問題集を繰り返して自信をつけること、また日ごろの情報番組などで放送されるニュースを見て、「俺これ知ってるやん!」という機会に触れることで、勉強の意味、楽しさを見出し最後まで勉強を続け、無事合格を手にすることができました。
──動画やテキスト、問題集以外で、試験勉強に役立ったことがありましたら教えてください。
情報番組、経済関係のニュース、クイズ番組。
──受検前の学習はスケジュール通り進めることができましたか?試験前の学習の進捗状況について、学科試験・実技試験それぞれについて具体的に教えてください。
- 学科試験:学習初期は、自分の考えたスケジュール通りにはならず、先述した問題集・テレビなどを見て自分の学んでいる知識が生きていると感じた時から、学習意欲が高まり、試験日にぎりぎり間に合ったような感じです。
動画は途中で止めることなく最後まで見ました。
また動画を見るときはテキストに固執することなく、ほんだ先生の言ったことを殴り書きでメモする感じでした。
問題集もすべて目を通し、先述した通りテキスト⇔問題集で見直しができるように利用しました。
僧侶FPとやまのメルマガは一度基礎動画を終了した後に、毎日届く問題を解いていました。日々の学習の一番初めに行いました。
- 実技試験:学科試験と同様に、動画をすべて拝見しました。
基礎動画の後に実技計算問題の動画を見ました。動画を視聴してすぐ問題。
解き方を覚えるのではなく、問題から答えに導くまでの導線を意識して(問題でどの部分を見れば正解につながるのか)学習を進めました。
──受検前の自信のほどはいかがでしたか?
学習初期は全くありませんでしたが、学習を進めるにつれて、合格基準である6割(学科:36点、実技60点)はよほどの難問や自分のメンタルの崩れ、他者からの妨害、隕石が落ちるなどがない限りは取れるなと思いました。
またFPキャンプに絶大な信頼があり、「困ったらほんだ先生が横に来てくれて答えを教えてくれるな」と謎の安心感がありました。
──試験を受けた感想・手ごたえを教えてください。
試験を受けて学科・実技とも確実に正解していると判断できる問題が半分程度あったので、試験は合格できるなと思っていました。
△問題が想定していたより多かったので、「ほんだ先生お願いします!」と思いながら、解答速報を当日楽しみにしておりました。
試験時間自体は、学科は時間が30分程度余り、実技は残り15分程度余りました。
制度背景の理解・ピーキング・健康管理が合格へのカギ
──25年1月試験で合格できた要因を3つあげてください。
- 内容を暗記によるものではなく、何のためにどうやって使われるのかイメージで学習できたことです。
問題を見てこの回答にするという感覚も大事ですが、この制度はどんなもので、どんな人のために、なんでこの制度ができたのかを自分なりに感じることで、問題に対する苦手意識はなくなりました。
問題の形式が変わっても結局制度の内容は改正がない限り、答えは変わりませんし、その思考で基礎+応用力を身に着けることができたと感じています。 - 試験日に能力が最高に発揮されるようにスケジュールを作成したことです。
学習期間は当然仕事、プライベート、気分の浮き沈みがあって勉強が進まないのは当然のことだと分かっておくことが大切です。
そのうえで1週間を1つの区切りとし、そのなかで最低限ここまでは消化しないといけない、また消化するルーティン(自分の場合は講義を2倍速で聞く→一問一答集とテキストの連携作成→過去問道場肢別10問→過去問5問、間違えたところを青字でテキストに書くを1つのルーティン)を設定し、分からなかったら飛ばすの精神で勉強を継続したことです。
- 試験日までの健康管理をしっかりしたことです。
仕事もありつつの勉強であったため、勉強時間は限られた時間になりますが、睡眠時間を削ってまでの勉強はほとんどしませんでした。
するにしても寝る時間を遅くするのではなく、起きる時間を少し早めるなどの調整を行いました。
当日は午前に学科試験、休憩をはさんで午後に実技試験がありますので、試験2週間前の休日は当日と同じように過去問道場で機械のように模擬試験を解いていました。
そのおかげで、体調を崩さず当日を迎え、当日も無事問題を解くことができました。
FPキャンプについて
──次にFPキャンプについて伺います。まず、FPキャンプを利用しようと思ったきっかけについて教えてください。
以前FP3級を受験した際にほんださんのYouTubeの無料講義と過去問道場のセットで高得点で合格できたので、同じことをすれば2級でも受かるだろうと自信があり、FPキャンプを利用しました。
高効率のインプット・アウトプット教材としてFPキャンプを活用
──FPキャンプをどのように活用しましたか。
学科試験の内容のインプットとアウトプットに活用しました。
先述のように効率が良いインプット・アウトプット教材として利用しました。模試もしっかり利用しました。
FPキャンプは月額4,000円以下でFP2級に合格できる「神」教材
──FPキャンプを利用した感想を教えてください。
月額4,000円以下でFP2級に合格できる教材は素晴らしいです。
講義動画もコンパクトにまとめられており、スキマ時間でコツコツ進めることができることが良いポイントです。問題の質もちょうどよく、基礎問題から応用問題まで幅広く扱われており、十分な量でした。模擬試験も本試験の問題に沿って作られ、本番でも十分に戦える知識と自信がつきました。最後に一言でいうと神教材です。
──特に役立ったコンテンツとその理由について教えてください。
学科試験対策の完全講義Premium動画やスライドテキスト教材、一問一答問題集から実技試験対策の計算・知識問題対策動画・テキスト・問題集、オリジナル模擬試験、毎日のメルマガまでほぼすべてのコンテンツです。先述したように素晴らしい質・量の問題だったからです。
──コストパフォーマンスについてはいかがですか。
申し分ありません。神教材です。
──FPキャンプを5点満点で評価すると何点になりますか(「5」が最高、「1」が最低)。
5点です。上記の戦術通りで、費用も高くなく、効率よく、無理なく勉強でき、最終的に合格できたからです。
FP2級の知識を生かしてお客様が幸せになれる提案をしたい
──今回取得したFP2級を、今後の仕事や生活でどのように生かしていきたいですか。
行政書士業務でさまざまなお客様と話す機会が増加すると思われるので、お客様が幸せになれる提案ができるようになりたいです
──2級の次はFP1級あるいはAFP、CFPがありますが、チャレンジする予定はありますか。
さらなる知識を深めるため、FP1級試験を受検予定です。
試験勉強を通じて、楽しむときは楽しむ、頑張るときは頑張るというメリハリが身に着く
──FP2級試験の勉強を振り返って、数々の犠牲を払いながら学習を継続して良かったと感じているのはどのような点になりますか。
普段の仕事・睡眠・炊事・洗濯など時間が制約される中での学習時間の確保は大変でしたが、楽しむときは楽しむ、頑張るときは頑張るということが実際に身についたことは大きいと感じました。
受験生へのメッセージ
──最後に、FPキャンプで学ぶ受講生へのメッセージをお願いします。
FPキャンプで学習すればしっかり知識が身につき、かつ合格できる力を効率よく身に着けることができます。また、学習を継続することで、年々難化する合格率50%以下の試験に対応する力を身に着けることができます。試験を突破するためではなく、自分のために勉強に取り組んでみましょう!
受験を決意された方々のGOOD LUCKを願っています!