
FP1級受験のきっかけ
──最初にFP1級を取得しようと思ったきっかけについて教えてください。
FP2級で身につけた知識をさらに深め、最高峰である1級に挑戦することで自身の限界を試したいと考え、取得を目指しました。娘がこども園に入園したことで自分の時間を確保できるようになったことに加え、例年冬は仕事が閑散期にあたるため、通常よりも計画的に学習時間を確保しやすい環境が整いました。そこで、2026年1月の試験を目標に設定しました。こうした高い目標に挑戦するにあたり、質の高いカリキュラムを提供しているFPキャンプを選びました。
学習スケジュールと活用教材
限られた時間で成果を出すためFPキャンプを活用
──1月試験に向けたおおまかな学習スケジュールを教えてください。
2025年5月にFP2級に合格した直後から1級への挑戦を志していましたが、業務が多忙だったため、本格的に学習を開始したのは同年9月にFPキャンプの受講を始めたタイミングでした。それまでは自習として、ほんださんのYouTube動画やテキストを活用し、基礎固めを進めていました。
限られた時間で成果を出すためにFPキャンプを活用し、平日は3〜6時間、週末は家庭との両立を考慮して2時間程度の学習時間を確保しました。
──学習にあたって主にどのような教材を活用しましたか。
- FP1級 TEPPEN 学科試験一問一答Vol.1(LEC)
- FP1級 TEPPEN 学科試験一問一答Vol.2(LEC)
- 1級FP技能士(学科)合格テキスト(ビジネス教育出版社)
- 1級FP技能士(学科)対策問題集(ビジネス教育出版社)
学習の工夫とモチベーション維持法
決して逃げ出さずに机に向かうことを自分との約束に
──学習を進めるにあたり、自分なりに工夫した点はありますか。
学習を進めるうえで特に意識したのは、毎日少しずつでも継続して積み上げることです。どれだけ忙しい日や眠い日でも、決して逃げずに机に向かうことを自分との約束にしていました。
また、家事の合間のスキマ時間もできる限り活用しました。夕食の準備中や食器を洗っている間は耳で学習し、知識を継続的にインプットするようにしていました。分からない箇所に直面したときは、少し遠回りになっても、納得して腹落ちするまでテキストやインターネット、AIなどを活用して丁寧に調べることを心がけました。
──学習を進めるにあたり、一番大変だったことは何ですか。また、その困難をどのように乗り越え、学習のモチベーションを維持しましたか。
一番大変だったのは、記憶力の低下を実感したことです。40代という年齢もあり、若い頃のようには知識が定着せず、自分の力の衰えを感じて落ち込むこともありました。それでも、「1級という最高峰の資格を勝ち取り、その先の景色を見てみたい」という強い憧れが、学習を続ける原動力になりました。
──勉強を優先したことで、犠牲にしたことはありますか。
学習時間を確保するために、睡眠時間や趣味のネットサーフィンに使っていた時間を削りました。子どもの寝かしつけの際に一緒に寝落ちしてしまう日も多かったのですが、朝があまり得意ではない分、夜中に気力を振り絞って起き、学習を続けました。
──動画やテキスト、問題集以外で、試験勉強に役立ったことがありましたら教えてください。
AIツールとインターネットを併用したことが非常に役立ちました。どうしても理解しづらい箇所や難しい論点にぶつかった際には、まずAIに質問して、噛み砕いた説明を受けることで全体像を素早くつかむようにしました。そのうえで、さらに詳しい情報を自分で検索し、納得できるまで深く調べるようにしました。
演習量を確保し、やれる事はやり切ったと言える状態で試験本番へ
──受験前の学習はスケジュール通り進めることができましたか?試験前の学習の進捗状況について、基礎編、応用編(計算問題・穴埋め問題)それぞれについて具体的に教えてください。
基礎編
- 『TEPPEN』→3〜5周
『1級FP技能士(学科)対策問題集』→2〜3周
苦手な論点には最後まで苦労しましたが、単に正解を選ぶだけでなく、「どこが誤っているのか」を自分の言葉で説明できるようになるまで繰り返し取り組みました。その結果、最終的には正答率95%の状態まで仕上げることができました。
FPキャンプの動画は、机に向かって集中して1周視聴し、その後は家事などのスキマ時間を活用した耳学でさらに2周視聴しました。夕食の準備や食器洗いの時間にも継続的にインプットを行い、毎朝配信されるメルマガの一問一答問題にも欠かさず取り組みました。
応用編計算問題
- TEPPEN→10〜12周
1級FP技能士(学科)対策問題集→5〜7周
計算問題のパターンはほぼ覚えることができました。
応用編穴埋め問題
- TEPPENの問題集を3周解き、隙間時間にダウンロードした音声を繰り返し、5周位聞いていました。
──受験前の自信のほどはいかがでしたか?
アウトプットの仕上げとして、過去問3年分を2周、FPキャンプの直前対策講座の模擬試験を2周、さらにLECの直前予想模試を1周解きました。いずれも1回目から合格点には到達していましたが、学科試験については最後まで明確な手応えをつかむことができませんでした。単純な〇×で判断できる問題が少なく、蓄えた知識を総動員して正解を導き出すという1級特有の解き方に慣れるまで、かなり時間を要しました。とはいえ、受験前には「やれることはすべてやり切った」と言える状態で本番に臨みました。
──試験を受けた感想・手ごたえを教えてください。
試験本番の基礎編では、いくつかの計算問題で苦戦したものの、全体的には6割程度は確保できているという手応えがありました。
一方、応用編については、「計算ミスさえしなければ合格点に届くはず」という見込みで臨みましたが、実際に解き進めると、得意としていたはずのタックスプランニングや相続・事業承継分野で思うように解けない問題が多く、途中から不合格を覚悟する状況となりました。
突き詰めた学習姿勢・耳学の活用・諦めない執念で合格を引き寄せる
──26年1月試験で合格できた要因を3つあげてください。
- 腑に落ちるまで突き詰めた学習姿勢
合格の最大の要因は、曖昧な知識をそのままにせず、納得できるまで徹底的に理解を深めた学習姿勢だと思います。メイン教材の『TEPPEN』や対策問題集を繰り返し解き込み、「なぜその答えになるのか」を自分の言葉で説明できるまで取り組みました。分からない箇所はAIに質問して全体像を把握し、その後インターネットでさらに深掘りし、納得できるまで調べました。一見遠回りに見えるこのプロセスこそが、結果的に最も効率的な理解につながったと感じています。 - 耳学によるスキマ時間の有効活用
娘がこども園に入園し、自分の時間を確保できるようになったことも大きかったですが、特に効果を感じたのは家事の合間の「耳学」です。夕食の準備や食器洗いの時間は、ダウンロードした音声やFPキャンプの動画を繰り返し聴く時間と決め、継続的にインプットを行いました。
また、仕事の閑散期と重なったこともあり、毎朝のメルマガの一問一答問題を解くことも欠かさないルーティンとして定着させることができました。どんなに忙しい日や眠い日でも「少しでも前に進む」と決め、スキマ時間を積み重ねたことが、40代という記憶力の壁を乗り越える大きな力になったと感じています。 - 最後まで諦めなかった執念
子どもの寝かしつけとともに寝落ちしてしまう日が続きましたが、朝が苦手な私は、深夜に気力を振り絞って起き、机に向かう生活を続けました。自分の能力の低下に落ち込むこともありましたが、「1級という最高峰の景色を見てみたい」という強い思いが支えとなりました。試験当日、応用編で予想以上に苦戦した場面でも、最後まで諦めずに粘り強く解き続けることができたことが、合格につながったと感じています。
FPキャンプについて
──次にFPキャンプについて伺います。まず、FPキャンプを利用しようと思ったきっかけについて教えてください。
ほんださんのYouTubeを拝見し、難しい専門用語や複雑な内容を分野横断的に、かつ非常に分かりやすく解説されている点に強く惹かれました。「FPキャンプであれば、難解な論点もしっかり理解できるはずだ」と感じ、2級の段階から利用を決めました。
また、ほんださんの質の高いカリキュラムであれば、仕事や家事で忙しい自分の挑戦をしっかり支え、合格へ導いてくれるのではないかと感じたことも、受講を決めた大きな理由です。
知識の『本質』を掴む解説で、最後まで飽きることなく楽しく完走
──FPキャンプをどのように活用しましたか。
机に向かえる深夜の時間は、解説動画をじっくり視聴して理解を深め、家事の最中などはダウンロードした音声を「耳学」として繰り返し聴きました。ほんださんの分かりやすい解説に触れることで、難しい論点も少しずつ自分の中に定着していく感覚がありました。毎朝配信されるメルマガの問題にも欠かさず取り組むことで学習のリズムが整い、忙しい日々の中でも迷うことなく、合格まで走り切ることができました。
──FPキャンプを利用した全体的な感想を教えてください。
最も印象に残っているのは、解説が非常に的確で分かりやすい点です。他の教材では丸暗記になりがちな難しい論点も、背景や仕組みから論理的に説明していただけるため、無理なく理解することができました。また、ほんださん特有のブラックジョークも良いアクセントとなり、学習の合間の気分転換になりました。そのおかげで、孤独になりがちな試験勉強も飽きることなく、最後まで前向きに続けることができたと感じています。単なる試験対策にとどまらず、知識の「本質」を理解させてくれる点が、他のコンテンツとの大きな違いだと思います。
──コストパフォーマンスについてはいかがですか。
月額約5,500円という手頃な価格で、動画・音声・メルマガなど多様なコンテンツが利用できる点は非常に魅力的で、コストパフォーマンスは高いと感じました。
──FPキャンプの総合的な満足度を教えてください。
非常に満足しています。特に、ほんださんの的確で本質を突いた解説に大きな価値を感じました。ブラックジョークを交えた講義のおかげで、家事や育児に追われる日々の中でも飽きることなく学習を継続できました。
また、月額約5,500円という価格でありながら、深夜の集中学習に適した動画コンテンツに加え、スキマ時間の「耳学」に活用できる音声ダウンロード、そして復習の習慣化を支えてくれる毎朝のメルマガなど、学習スタイルに応じた多様なコンテンツが用意されている点も魅力的でした。自分に合った方法で無理なく継続できたことが、合格への大きな要因だったと感じています。
──次は実技試験が待っています。実技試験に向けて現在どのように学習を進めていますか。
学科試験の合格発表後、すぐにFPキャンプの「FP1級きんざい実技合格コース」に申し込み、現在は少しずつ学習を進めています。
試験勉強で得た専門知識を活かし、身近な人の事業を支える
──実技試験に合格してFP1級を取得したら、今後の仕事や生活でどのように生かしていきたいですか。
取得後は、夫が経営する会社の経営方針や財務面において、1級の学習で得た専門知識を少しでも活かしていきたいと考えています。これまで培ってきた不動産の知識に加え、税務や社会保険など幅広い視点を持つことで、より多角的なアドバイスができるようになりたいです。小さな会社ではありますが、大切な家族の事業を支えながら、共に歩んでいけたらと思っています。
学びを通じて世界の見え方が変わったことは、何物にも代えがたい収穫
──FP1級学科試験の勉強を振り返って、数々の犠牲を払いながら学習を継続して良かったと感じているのはどのような点になりますか。
合格という結果以上に、日々自分が成長していく過程を実感できたことが大きな財産になりました。また、健康保険や年金の仕組みを深く理解できたことで、病院を受診する際など、これまで当たり前だと思っていた制度や日常生活に対して、感謝の気持ちを持てるようになったのも大きな変化です。
もともと関心のあった不動産や、いずれ必ず向き合うことになる相続についての知識を、自分自身の力として事前に備えられたことは、今後の人生において大きな安心感につながっています。大変な日々ではありましたが、学びを通じて世界の見え方が変わったことは、何にも代えがたい収穫でした。
受講生へのメッセージ
──最後に、FPキャンプで学ぶ受講生へのメッセージをお願いします。
FP1級は非常に難易度の高い試験で、最初は手も足も出ず、理解できないことばかりで心が折れそうになることもあると思います。私自身も、40代での記憶力の低下に悩みながら、家事や育児の合間に必死で学習を続けていました。
それでも、FPキャンプを信じてコツコツと継続していけば、知識は必ず自分のものとして定着していきます。最高峰である1級への道のりは決して平坦ではありませんが、その先にはこれまでとは違う景色が待っています。自分を信じて、一歩ずつ前に進んでください。応援しています。
