
FP1級受験のきっかけ
──最初にFP1級を取得しようと思ったきっかけについて教えてください。
きっかけは大きく2つあります。
1つ目は、年金関係の仕事に携わっている中で、年金分野や資金運用などの金融知識をより深めたいと考えたこと、また人事異動により給与や人事を担当することになり、社会保険の事務手続きについても学びたいと思ったことです。
2つ目は、職場の身近な先輩がFP1級を取得したことに刺激を受け、自分も挑戦してみたいと思ったことです。
学習スケジュールと活用教材
前回試験翌日に勉強開始を決意
──1月試験に向けたおおまかな学習スケジュールを教えてください。
2025年9月試験当日は非常に疲れていましたが、翌日には勉強を再開することを決意しました。まずはテキストや問題集を選ぶために、インターネットで情報収集を行いました。2026年1月試験まで約4か月あったため、無理なく継続して学習できるよう、平日は1~2時間、土日は5時間程度の学習計画を立てました。
──学習にあたって主にどのような教材を活用しましたか。
- 問題集:FPキャンプ公式問題集『TEPPEN Vol.1』『TEPPEN Vol.2』(LEC出版)
- オンラインサービス:FPキャンプ
学習の工夫とモチベーション維持法
スキマ時間を活用し、毎日の学習をルーティンに
──学習を進めるにあたり、自分なりに工夫した点はありますか。
スキマ時間を有効に活用するため、通勤時間(往復1時間半)には、毎朝配信されるメルマガ「僧侶FPとやまの今日の一問チャレンジ」の一問一答問題に取り組みました。間違えた問題はスクリーンショットで保存し、職場の昼休みに15分ほど復習することをルーティン化しました。また、土日はまとまった時間を確保できるため、主に応用編の計算問題に重点的に取り組みました。
──学習を進めるにあたり、一番大変だったことは何ですか。また、その困難をどのように乗り越え、学習のモチベーションを維持しましたか。
毎日の学習を習慣化することが最も大変でした。1日でもサボってしまうと一気にやる気が落ちてしまうタイプなので、無理なスケジュールは組まず、仕事で忙しく自宅で勉強できない日でも、昼休みに15分だけでも学習するようにしました。その結果、「全く勉強しない日」をなくすことができ、モチベーションの維持につながりました。
──勉強を優先したことで、犠牲にしたことはありますか。
お酒が好きですが、飲むと眠くなってしまうため、2026年1月の試験日までは禁酒しました。一方で、趣味のゴルフやドラマ鑑賞は良い気分転換になるため、無理にやめずに継続しました。
──動画やテキスト、問題集以外で、試験勉強に役立ったことがありましたら教えてください。
基本的にはFPキャンプの教材のみで学習しました。ただし、業務上の必要もあり税制改正大綱には目を通していたため、法改正については常に意識して情報をキャッチするようにしていました。
TEPPENの演習量を糧に、試験本番で力を出し切る
──受験前の学習はスケジュール通り進めることができましたか?試験前の学習の進捗状況について、基礎編、応用編(計算問題・穴埋め問題)それぞれについて具体的に教えてください。
基礎編
- 基礎編はTEPPENを繰り返し解きながら、毎朝のメルマガの一問一答にも継続して取り組みました。特に何度も間違えてしまう問題については、試験前に重点的に復習しました。通勤時間などのスキマ時間は、すべて基礎編の学習に充てていました。
応用編計算問題
- TEPPENに掲載されている応用編の計算問題はパターンが非常に豊富で、最初は知らない問題ばかりでしたが、それがかえって楽しく感じられました。すべてのパターンを一通り学習し、解き方が反射的に思い浮かぶレベルまで繰り返し取り組みました。
応用編穴埋め問題
- 応用編の穴埋め問題もTEPPENにしっかり掲載されており、非常に助かりました。掲載されている問題はすべて完璧にしようと決め、5周ほど繰り返して定着させました。私は書いて覚えるよりも音読の方が記憶に残るタイプなので、自宅で声に出して覚えるようにしました。
──受験前の自信のほどはいかがでしたか?
TEPPENを徹底的にやり込んだことで、前回の試験と比べて応用編の穴埋め問題や計算問題への対応力が大きく向上している実感がありました。そのため、「応用編で70点を取る」という目標を達成できる手応えを感じていました。
──試験を受けた感想・手ごたえを教えてください。
応用編の不動産分野で、譲渡所得に関する見慣れない問題が出題され、一瞬焦りましたが、「TEPPENにない問題は他の受験者も解けないはず」と割り切り、落ち着いて対応することができました。時間配分も想定通りに進めることができ、すべての問題に取り組めたため、前回よりも手応えを感じることができました。
合格に必要な学習手順の確立・TEPPEN収録の応用編計算パターンの習得・徹底的な過去問演習で合格を引き寄せる
──26年1月試験で合格できた要因を3つあげてください。
- 合格に必要な情報を正しく得られたこと
勉強の進め方や、基礎編・応用編(計算問題・穴埋め問題)でどの程度得点すべきかについて、ほんださんが丁寧に解説してくれたおかげで、具体的な目標点数を設定することができました。また、まずはFP2級の内容を完璧にしたうえで応用編の学習から始め、その後に基礎編に取り組むといった、合格するために必要な学習手順を理解できたことが大きかったです。 - TEPPENに掲載されている応用編の計算パターンをすべて解けるようにしたこと
TEPPENで学習を始めてから気づきましたが、前回試験対策で使用していたテキストでは、計算問題のパターンがTEPPENの半分程度しかカバーできていませんでした。また、応用編の穴埋め問題についてもしっかり対策できたことで、「取るべき問題を確実に取る」ことができ、結果として、応用編全体で7割超、穴埋め問題は8割近く得点できたことが合格につながったと思います。 - 直近の過去問を徹底的にやり込んだこと
前回解けなかった問題が悔しく、間違えた問題を何度も繰り返し解き直しました。その結果、2026年1月試験の応用編計算問題で、共有持分が関わる長期譲渡所得の問題が2回連続で出題され、確実に解答することができました。直近の過去問を徹底的にやり込むことの重要性を強く実感しました。
FPキャンプについて
──次にFPキャンプについて伺います。まず、FPキャンプを利用しようと思ったきっかけについて教えてください。
2025年9月試験の翌日、インターネットでFP1級のおすすめテキストや問題集を調べていたところ、サバンナ八木さんが合格時にTEPPENを使用していたという情報を見つけました。「芸人のように忙しい方でも合格できるのであれば、これしかない」と感じ、藁にもすがる思いでFPキャンプに登録し、TEPPENを購入しました。
音声が常に耳に入る状況を作り、勉強を生活の一部に
──FPキャンプをどのように活用しましたか。
基礎力養成講座である「FP完全講義Premium」には大変お世話になりました。私はFP2級を取得してから8年が経っており、基礎がほとんど抜けていたため、まずは動画で基礎から学び直しました。FPキャンプの動画は、料理中や食事中、入浴中など、いわゆる「ながら学習」で常に流し、自宅では大きめの音量で再生することで、自然と耳に入る環境を作っていました。通勤電車ではメルマガの一問一答に取り組み、スキマ時間も有効に活用しました。
他の教材も使っていたからこそ分かるFPキャンプの情報量
──FPキャンプを利用した全体的な感想を教えてください。
FPキャンプは、ほんださんの解説が端的で非常に理解しやすいと感じました。難しい分野についてはテーマ別の解説動画も用意されており、繰り返し視聴することで理解を深めることができました。また、丸暗記に頼らず本質的な理解を促す工夫が随所に感じられました。私は語呂合わせがあまり得意ではありませんが、ほんださんの語呂は思わずクスっとしてしまうものが多く、楽しみながら覚えることができました。
──コストパフォーマンスについてはいかがですか。
情報は力だと思っていますが、それがこれだけ詰まったコンテンツは非常に価値が高く、他にはないと感じています。実際に、他のテキストや問題集で不合格を経験したからこそ、自信をもって言えます。コストに見合う、あるいはそれ以上のパフォーマンスだと思います。
──FPキャンプの総合的な満足度を教えてください。
非常に満足しています。FPキャンプのおかげで、苦手だった応用編の計算問題や穴埋め問題において、前回試験よりも15点ほど得点を伸ばすことができ、それが今回の合格につながりました。
──次は実技試験が待っています。実技試験に向けて現在どのように学習を進めていますか。
現在は引き続き、FPキャンプのきんざい1級実技試験コースで学習を進めています。実技試験は学科試験とは異なり、提案力が問われる面接形式の試験であり、FP学習の集大成だと考えています。そのため、学科試験で学んだ知識をベースに、FPキャンプの想定問題を暗唱できるレベルまで繰り返し取り組んでいます。まずは確実にインプットすることを重視し、ほんださんの講義動画を視聴することを日々のルーティンとしています。
仕事だけでなく、生活の中で身近な疑問を解消する
──実技試験に合格してFP1級を取得したら、今後の仕事や生活でどのように生かしていきたいですか。
FP1級で学ぶ内容には、日常生活に密接に関わる分野が多く含まれています。最近では、両親から「そろそろ年金を受給するので制度について教えてほしい」「生前贈与について詳しく知りたい」といった相談を受け、それにしっかり答えられるようになったことに大きな喜びを感じています。
また、私は年金関係の業務に携わっているため、年金制度はもちろん、資金運用や社会保険の手続きなど、FP1級で学んだ知識が直接生かせる場面が多くあります。今後も知識を継続的にアップデートしながら、実務にしっかりと生かしていきたいと考えています。
耐え抜いて勝ち取った合格を自信に、生涯学習を通じて人生をより豊かに
──FP1級学科試験の勉強を振り返って、数々の犠牲を払いながら学習を継続して良かったと感じているのはどのような点になりますか。
最後まで諦めずに継続することの大切さを、改めて実感することができました。苦しい時期を乗り越えて勝ち取った合格は、大きな自信につながっています。これからも生涯学習をモットーに、知的好奇心を大切にしながら、人生をより豊かにしていきたいと思います。
受講生へのメッセージ
──最後に、FPキャンプで学ぶ受講生へのメッセージをお願いします。
2025年9月試験で解けなかった応用編の計算問題が、TEPPENには同じ形式で掲載されており、「FPキャンプで学習していれば合格できたのに…」と悔しい思いをしました。実際にFPキャンプでほんださんの講義を受ける中で、自分は基礎が十分に固まっていなかったことを痛感したため、まずは基礎を徹底的に固めることをおすすめします。
また、勉強の順序を間違えないことも非常に重要です。まずは応用編の計算問題のパターンをしっかりと身につけること。FPキャンプでこれを確実にやり切ることで、着実に実力が伸びます。
ほんださんの「一言で言うと、」といった端的な表現は非常に理解しやすく、記憶にも残りやすいです。FPキャンプを活用して継続的に学習すれば、必ず合格に近づきます。応援しています!
