
24年9月試験
計画した学習時間が確保できず基礎編・応用編の理解・演習不足で不合格
25年1月試験
「絶対合格」の覚悟で、一問一問に力を込めて毎日学習を継続することで合格
みやび様 52歳・銀行業
受検回数:10回以上
試験前の学習状況:毎日2時間、地道な努力からスタート
当初は勤務先から報奨金がもらえると聞いてFP1級の受検を決意しましたが、勉強を続けているうちに自分が仕事で手掛けてきたことの集大成として残せるものとの位置づけで、FP1級を目指すことにしました。
24年5月試験が終わった直後から24年9月試験に向けて、平日・休日ともに毎日2時間程度を試験勉強に充てました。基礎編はFPキャンプの動画を視聴するとともに、合格テキストを2周しました。
応用編の計算問題はFPキャンプの動画視聴と並行して、合格テキストを4周して出題パターンを覚えることに終始しました。
基礎編の学習で代用できると考え、穴埋め対策は特段しませんでした。
想定外の異動と忙しさでペースダウン
順調に学習を進めていましたが、途中で仕事の異動があり、忙しく慣れない業務に移ったことから勉強時間を確保することに苦労しました。
そのままの状態で時が過ぎ、試験1か月前にようやくそれまでの勉強時間を取り戻せるようになりました。しかし、当初計画していた学習量をこなすことはできず、当日は自信がほとんどない状態で試験に臨むことになりました。
結果は112点(基礎編46点、応用編66点)。わずかに合格に届きませんでした。
9月試験で合格に至らなかった3つの要因
9月試験で合格に至らなかった要因は次の3つです
① 圧倒的な学習時間の不足
1つ目が、圧倒的な学習時間の不足です。仕事が忙しく疲れていることにかまけてしまい、毎日続けていた2時間の勉強時間を確保できないことがありました。
勉強をサボってしまう日が続き、試験1か月前から慌てるように学習を再開しましたが、その期間も1日2時間しか時間を取っていなかったため、実質の勉強時間が少ない状態で試験に臨むことになりました。
② 基礎編の一問一問の選択肢の理解不足
2つ目が、基礎編を軽んじていたことです。
今までの試験においても「基礎編より応用編を解ければ点数を確保できる」と思っていたことから、基礎編の問題をただ解くことに終始していました。
問題演習で5割くらいの正答率であれば何とかなるだろうと考えていたため、選択肢のどこが間違っているのか、正しいのかを確認せず、理解が不十分なまま試験日を迎えました。
③ 応用編を暗記で乗り切れると考えていた
最後が、応用編を暗記でこなせると考えていたことです。
「問題集の計算問題さえ覚えれば点数は取れる」と思っていたことから基本的なパターンを覚えることに終始しました。パターンしか知らないことから、実際の試験で想定外の出題をされた際に焦りが出て回答できない状態になってしまい、点数を積み上げることができませんでした。
「絶対合格」の覚悟で、一問一問に力を込めて毎日学習を継続。
自分で「変化球」問題も作問
「なぜ合格できなかったのか?」を分析
9月試験の自己採点を行った直後から「なぜ合格できなったのか?」を分析して、「今回をラストチャンス」と考え、絶対に合格すると心に決めて、上記の3つ要因を一つずつ潰していきました。
毎日2時間程度の学習時間を確保し、当初は合格問題集での基礎編・応用編の学習を実施。基礎編では、選択肢のどこが正しくどこが間違っているのかをきちんと理解しながら進めました。
応用編では、問題の内容を分析し、「もし、こんなことを質問されたらどう答えを出すか?」ということを考える癖をつけました。
一問一答の問題を間違った事項をひとつずつ確認
2024年10月発売の『TEPPEN』も購入し、一問一答の問題を間違った事項をひとつずつ確認しながら学習を進めました。応用編でも「変化球」に対応できるよう、より深く考えながら勉強に取り組みました。
その結果、1月試験で見事合格!
不合格の理由の分析、「変化球」に対応出来る応用力を身につけた結果、1月試験で合格をつかみ取ることができました。
みやび様の1月試験に向けた学習の詳細や工夫、FPキャンプの活用方法、合格の要因は合格体験記に詳しく掲載されています。
『不』/合格体験記で先輩の挑戦から学ぶ
FPキャンプONE TEAMプロジェクト
『不』/合格体験記
FP1級学科試験は、合格率が平均10%の狭き門です。
今回残念ながら不合格となったものの、次回も不屈の精神でリベンジされる方を応援したいー
FPキャンプはそんな想いで「『不』/合格体験記」を開始しました。
過去の自分と真摯に向き合い、足りなかった部分はどこか、試験勉強のどこに問題があったのか。
そして、受講生の皆さんが自らの課題をどのように克服し、合格に至ったのか。
その軌跡をまとめたのがこの『不』/合格体験記です。合格体験記の内容はこれまでの勉強経験や学習環境が異なることから、すべての受検生が一律に真似できるものばかりではありませんが、『不』/合格体験記に書かれた内容は今後1級試験を受検するすべての皆さんの参考となるものばかりです。ぜひこの「先輩の声」をもとに、1級学科試験の合格に向けて正しい努力を続けてほしいと思います。
「受講生全員を必ず合格までお連れする」
このモットーに則り、FPキャンプは悔しさを乗り超えて挑戦する受講生の皆さんを心より応援します。