【不/合格体験記】Maho様

25年1月試験
継続的な学習ができず、動画視聴で「分かったつもり」になってしまい不合格

25年5月試験
「絶対合格する」との強い意志で、動画による本質理解と問題演習に計画的に取り組み合格

Maho様 50歳・会社員
受検回数:5回目

目次

17年前にFP2級を取得して以来、お金に関する知識への興味が途切れることはありませんでした。最上位級であるFP1級の取得は自分の自信につながると考え、挑戦を決意。「やっぱりFP1級を持っているのはかっこいい」と思う気持ちが、最難関とされるFP1級学科試験への挑戦を後押ししました。

2025年1月試験の受検を決意したものの、試験を受けること自体は何度も経験していたこともあり、当初は問題集を気ままに解いたり、ほんださんのYouTube動画を視聴したりと、どこか緩い気持ちで取り組んでいました。本格的にFPキャンプに申し込んだのは試験の1か月前。そこから動画の視聴を短期集中でスタートしました。

  • 基礎編対策: 講義動画の視聴に加え、問題集を1周。間違えた問題は見直しを実施。
  • メルマガ活用: 毎朝「僧侶FPとやまの今日の一問チャレンジ」で、一問一答を10問ずつ解き、知識の定着を図りました。
  • 応用編対策: FPキャンプの計算演習講座にて、すべての計算パターンの動画を視聴。穴埋め問題は過去問題集を中心に取り組みました。

とはいえ、学習量としては万全ではなく「得意な分野が出てくれれば…」という気持ちで試験会場へ向かいました。基礎編では選択肢を2つまで絞れたものの、最終判断が難しい設問もありました。応用編は、これまでの試験よりも易しく感じましたが、緊張と脳の疲労で計算問題にケアレスミスが出てしまい、自己採点ではギリギリ合格かどうかという感触。しかし、結果は117点。あと3点、届きませんでした。

不合格の要因 ① 継続的な学習不足

振り返ってみると、不合格の原因は大きく3つあったと思います。
1つ目は継続的な学習ができなかったことです。初受検ではなかったこともあり、「短期集中でなんとかなる」と思い込んでしまいました。結果的に、動画視聴で手一杯となり、問題演習に十分な時間を割くことができませんでした。完全講義Premiumも見切れず、基礎が不十分なまま応用編やテーマ解説に時間を使ってしまい、準備不足のまま試験日を迎えてしまいました。

不合格の要因 ② 応用編の問題演習不足

2つ目は、応用編の問題演習不足です。動画視聴だけで「分かったつもり」になり、実際に自分の手を動かして解く練習が足りていませんでした。知識の定着には、理由を理解しながら、同じ問題を繰り返し解くことが重要だと痛感しました。演習を重ねることで、解答スピードが上がり、見直しの時間も確保でき、ケアレスミス防止にもつながると思います。

不合格の要因 ③ 「絶対合格する」という強い気持ちの欠如

3つ目は、絶対合格するという強い気持ちが足りなかったことです。FP1級は仕事で必要な資格ではないこともあり、どこか「受かればいいな…」程度の気持ちで臨んでいました。改めて思うのは、ある程度は自分を追い込むことも必要だったということ。友人に受検宣言をするなど、心のスイッチを入れる工夫があれば、もう少し本気で取り組めたのではないかと感じています。追い込みすぎも良くありませんが、試験日に実力を発揮するには、心と身体のバランスにも気を配ることも大切だと感じました。

学習の改善と合格までの道のり

「絶対合格する」との強い気持ちで、計画的に日々の学習を続ける
教材はFPキャンプとTEPPENに絞り、動画視聴による本質理解と手を動かす問題演習を繰り返す

前回の悔しさをバネに、次回は「絶対合格する」という強い気持ちを持って臨みました。FP1級の受検を友人に宣言し、応援の言葉を力に変えて、自分を奮い立たせました。

教材選びはFPキャンプと公式問題集TEPPENに絞りました。無理な計画ではなく、毎日少しずつでも計画的に取り組むよう心がけました。完全講義Premiumで基礎を固め、テーマ解説で本質理解を深め、TEPPENは5周を目標に継続的に演習を行いました。

応用編は、試験前1週間は毎日TEPPENの計算問題を演習しました。穴埋め問題はFPキャンプの教材を印刷して3回繰り返し解き、本質的な理解につなげました。「なぜこの答えになるのか?」を意識し、暗記に頼らない力をつけることを重視しました。

また、無理せず規則正しい生活を心がけ、疲れた日はしっかり休むこと、栄養・睡眠・体力回復も含めてメリハリのある学習を続けました。また、試験当日の5時間(基礎編2時間半+応用編2時間半)に耐えられるよう、脳のリカバリー手段も考えました。

これらの取り組みの積み重ねによって、2025年5月試験ではついにFP1級学科試験に合格することができました。

Maho様の5月試験に向けた学習の詳細や工夫、FPキャンプの活用方法、合格の要因などは、下記の合格体験記をご覧ください。

『不』/合格体験記で先輩の挑戦から学ぶ

FPキャンプONE TEAMプロジェクト
『不』/合格体験記

FP1級学科試験は、合格率が平均10%の狭き門です。

今回残念ながら不合格となったものの、次回も不屈の精神でリベンジされる方を応援したいー
FPキャンプはそんな想いで「『不』/合格体験記」を開始しました。

過去の自分と真摯に向き合い、足りなかった部分はどこか、試験勉強のどこに問題があったのか。
そして、受講生の皆さんが自らの課題をどのように克服し、合格に至ったのか。

その軌跡をまとめたのがこの『不』/合格体験記です。合格体験記の内容はこれまでの勉強経験や学習環境が異なることから、すべての受検生が一律に真似できるものばかりではありませんが、『不』/合格体験記に書かれた内容は今後1級試験を受検するすべての皆さんの参考となるものばかりです。ぜひこの「先輩の声」をもとに、1級学科試験の合格に向けて正しい努力を続けてほしいと思います。

「受講生全員を必ず合格までお連れする」
このモットーに則り、FPキャンプは悔しさを乗り超えて挑戦する受講生の皆さんを心より応援します。

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