
24歳で独学により1級ファイナンシャル・プランニング技能士を取得。2021年に「ほんださん / 東大式FPチャンネル」を開設し、33万人以上の登録者を獲得。
2023年に株式会社スクエアワークスを設立し、代表取締役としてサブスク型オンラインFP講座「FPキャンプ」を開始。FPキャンプはFP業界で高い評価を受け、2025年9月のFP1級試験では48%を超える受験生が利用。金融教育の普及に注力し、社会保険労務士や宅地建物取引士など多数の資格試験に合格している。
20代は、就職や自立をきっかけにお金の使い方や将来のライフプランを考えはじめる時期です。
「貯金だけで将来に備えられる?」「投資はすべき?」などの疑問に思う人は多くいます。
しかし、知識がないまま投資の世界に飛び込むと、資産を失うリスクがあるため、事前の学習が大切です。
本記事では、初心者が失敗を避けるための資産運用の基本や、おすすめのポートフォリオを解説します。

20代からの資産運用がおすすめの理由
20代の若さを活かして将来の不安を和らげるため、資産運用がおすすめな3つの理由を解説します。
将来のお金に対する不安を解決できる
20代のうちから資産運用をはじめれば、将来の資金に対する不安を軽減可能です。
年齢を重ねるにつれ、結婚・出産・マイホームの購入など、大きなライフイベントが発生します。
これらのライフイベントは多額のお金が必要で、毎月の給料から預貯金だけで用意するのは難しい傾向にあります。
そのため、インフレ(物価が上がり続けている状態)に負けず、お金に働いてもらう仕組みを20代から創るのがおすすめです。
長期・積立・分散投資でリスクを軽減可能
資産運用と聞くと「損しそうで怖い」と感じる人もいますが、長期・積立・分散で運用すれば、リスクを減らせます。
例えば、投資時期・銘柄・金融商品の種類など、さまざまな部分を分散すれば、リスクとうまく向き合えます。
A社の株式のみ保有していると、株価が下落したときに大きなダメージを受けてしまうでしょう。
しかし、A社・B社・C社と複数の株式を保有していれば、A社の株価が下落している一方で、B社の株価が上がっている可能性もあります。
結果、資産の損失を避けられ、コツコツと資産形成を進められます。
長期・積立・分散の方法は、以下で詳しく説明しているため、ぜひ参考にしてみてください。
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初心者こそ「長期・積立・分散」を押さえよう!資産運用は知識でリスク分散
多くの時間を用意できる
20代は、他の世代よりも投資期間を長く用意できるため、株価が下落しても回復するまで待てるメリットがあります。
さらに、投資で得た利益を再び投資に回す「複利効果」は、期間が長いほどお金がお金を増やしていきます。
仮に老後資金として60歳まで運用する場合、20代からはじめれば30年以上の期間を確保可能です。
投資期間が長ければ長いほど、元本割れするリスクも減らせるため、時間を味方につけながら資産を増やしましょう。
20代はいくら投資すればいい?毎月の投資金額の決め方とポイント
20代が無理のない投資をする場合の金額の決め方や、初心者向けの投資ポイントを紹介します。
毎月の投資額は目標から逆算して考える
いつまでに、いくら用意したいかは目標によって異なります。
例えば、25歳の人が60歳までに老後資金として2,000万円を準備したい場合、逆算して考えましょう。
利回りが3%と仮定した場合、35年間運用できるため、毎月約2万7,000円を投資する必要があります。
一方、投資をしない場合、約4万8,000円を毎月貯金しなければならず、簡単に資産形成は進みません。
目先の利回りの高さだけにとらわれず、冷静な計画を考えるには、お金の知識を学ぶのが理想的です。
金融商品の値動きに慣れながら生活防衛資金を貯め、毎月コツコツと資産形成して、将来の安心へとつないでください。
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無理のない少額からのスタートがおすすめ
はじめての資産運用は、生活に支障が出ない少額からはじめるのがおすすめです。
ネット証券では、月100円からはじめられるため、資産の価格が上下する点に慣れていきましょう。
最初から高額を投資すると、価格変動のストレスに耐えられず、損失につながる可能性もあります。
また、先ほど触れた「生活防衛資金」とは、万が一の病気や失業などから自身を守るためのお金を指します。
生活防衛資金があれば、入院や転職する場合でも冷静に対応でき、手厚い民間保険に加入する必要もありません。
生活防衛資金については、以下の記事で解説しているため、ぜひ参考にしてください。
▶生活防衛資金は必要?目安金額や貯め方、投資のタイミングを解説
生活防衛資金を貯金しながら、少額投資で値動きに慣れて、無理なく投資額を増やすと安心です。
【初心者向け】20代におすすめの運用方法
投資にはさまざまな種類がありますが、初心者でもはじめやすい方法もあるため、一つずつ解説します。
投資信託でコツコツ資産形成
20代の初心者には、投資信託を活用した資産形成がおすすめです。
投資信託は、専門家が複数の株式や債券などに分散して投資してくれるため、最低限の投資知識があれば運用できます。
例えば、全世界の株式に分散投資するものや、米国の優良企業に投資するインデックスファンドなどがよいでしょう。
株式のリスクの高さが気になる人は、株式・債券・不動産などの複数の資産を組み合わせたバランス型の投資信託も選べます。
少額から世界経済の成長の流れに乗れるため、無理なく続けられます。
ただし、「たくさん儲けたい」という気持ちから、生活に支障が出る金額を投資に回さないように気をつけてください。
元本割れが怖いなら債券もおすすめ
元本割れのリスクを抑えたい人には、債券を組み入れたポートフォリオが適しています。
債券は国や企業がお金を借りるために発行するもので、株式に比べて価格変動が穏やかです。
株価と債券は逆の動きをするため、株価が下がれば債券の価格が上がります。
そのため、株式の投資信託と国内債券を組み合わせると、資産全体の大きな目減りを防ぐ効果が期待できます。
日本の国債は利回りが高くないものの、元本保証がされており、安心して運用可能です。
自身が許容できるリスクに合わせて、株式と債券の割合を調整しましょう。
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リスク許容度とは?資産運用で失敗しないために知るべき目安と決め方
NISAやiDeCoでお得に資産形成
投資をする場合は、お得に運用できる「NISA」や「iDeCo」などの制度を活用しましょう。
例えば、通常は投資のリターンに約20%の税金がかかりますが、NISAを使えば税金を払わずに(非課税)受け取れます。
しかし、先ほど紹介した日本の国債などは対象外のため、うまく組み合わせるのがおすすめです。
各制度のメリット・デメリットを把握したうえで、自分に合った制度を活用してください。
資産運用で失敗しないための注意点
資産運用は将来の備えになる一方で、やり方を間違えると損失を招く危険性があります。
短期的な変動で焦って売却しない
運用中は、市場の暴落などで資産が一時的に減少しても、焦って売却してはいけません。
損失を恐れて売却するとマイナスが確定し、価格が回復するときの恩恵を受けられなくなります。
過去の歴史を振り返ると、世界の株式市場は暴落と回復を繰り返しながら成長してきました。
長期的な視点を持ち、淡々と積立を継続する忍耐力が欠かせません。
正しいお金の知識を学ばずにはじめない
お金の知識を持たないまま、見切り発車で投資をはじめるのは危険です。
「みんな投資しているし」と流されてしまっては、将来のためのお金が消えるリスクもあるため、基礎知識は欠かせません。
リスクの仕組みや手数料の計算方法を理解していないと、不利な商品を選んでしまう可能性が高まります。
銀行や証券会社の窓口やSNSだけで決めるのではなく、自らお金の知識を学び、自分に合った投資を選びましょう。
自分の資産を守り、適切に増やすための第一歩です。
失敗しない資産運用には「お金の知識」が必要
着実に資産形成を進めていくために必要な「お金の知識」の重要性と勉強法について解説します。
ブログやSNSの情報だけではカバーしきれない
インターネット上の情報は断片的であり、個人の状況に合っていないケースも多いため、注意が必要です。
資産運用を成功させるためには、幅広いお金の知識を身につける必要があります。
例えば、投資はリスクとリターンの関係性や金融商品だけでなく、リターンに対して支払う税金、将来設計などが関わります。
これらの幅広い知識があれば、「マイホーム購入」「10年ごとの車の買い替え」などの理想を現実に変えられるでしょう。
総資産が10万円の人と500万円の人では、すべき行動が大きく異なるため、「自分に合った方法」を見つけ出してください。
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FPの知識が人生の土台になる
お金の知識を学びたい人にこそ、「ファイナンシャルプランナー(FP)」の学習がおすすめです。
FPの勉強を通じて、金融資産運用だけでなく、税金・保険・年金・不動産など人生に関わるお金のルールを学べます。
例えば、国の社会保険の仕組みを正しく理解すれば、民間保険を見直せ、浮いた保険料を投資に回せます。
FPの知識は、目先の資産運用のみならず、今後の人生設計の土台としても役立つでしょう。
お金の知識を本格的に学ぶなら「FPキャンプ」がおすすめ
実生活で役立つ知識を学びたい人には、試験対策以上の深い知識を学べる「FPキャンプ」がおすすめです。
暗記量を減らす!本質から学べる講義
お金のルールについて学びたい人ほど、YouTubeのFP解説で人気のほんださんが運営する「FPキャンプ」が最適です。
テキストの丸暗記ではなく、制度の背景や本質を深く理解できる独自のカリキュラムを採用しています。
しっかりと理解できるからこそ、自身の生活に落とし込め、具体的に問題を解決できるようになるでしょう。
難しい専門用語や複雑な計算式も、分かりやすい具体例を使って解説されるため、初心者でもスムーズに理解できます。
本質を理解すれば記憶の定着が良くなり、実際の資産運用にもすぐに応用できる実践的な知識が身につきます。
さらに、スマホやタブレットがあれば手軽に学べるため、勉強のハードルを下げられ、学びの習慣を継続させられるでしょう。
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【暗記量減】試験範囲が広いFP試験は「本質理解」で攻略!合格を勝ち取る勉強法
無料で学べる!FP3級の学科試験対策コース
FPキャンプでは、FP3級の学科試験対策コースが無料で体験できるため、相性を見極めたい人にもおすすめです。
本格的に学びを深めたい人に向けて、FP3級の学科試験・実技試験を学べるコース、FP2級・1級のコースなども用意されています。
お金に関する悩みは、時代が変化しても向き合わなければならないため、副業やセカンドキャリアでも活用できる知識です。
まずは無料コースからはじめ、金融知識のインプットを毎日の習慣に取り入れてみましょう。
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まとめ:20代の資産運用は少額から!知識をつけて将来に備えよう
20代の資産運用は、将来の不安を解消し、豊かな人生を送るための大切なステップです。
時間を味方につけた「長期・積立・分散」で、リスクを管理しながら投資を継続させましょう。
失敗を避けるためには、SNSの情報に頼るのではなく、FPの学習を通じて体系的な知識を身につける必要があります。
まずは「FPキャンプ」の無料コースを活用して金融リテラシーを高め、自信を持って資産運用の一歩を踏み出してください。
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