
24歳で独学により1級ファイナンシャル・プランニング技能士を取得。2021年に「ほんださん / 東大式FPチャンネル」を開設し、24万人以上の登録者を獲得。
2023年に株式会社スクエアワークスを設立し、代表取締役としてサブスク型オンラインFP講座「FPキャンプ」を開始。FPキャンプはFP業界で高い評価を受け、2023年9月のFP1級試験では約15%の受験生が利用。金融教育の普及に注力し、社会保険労務士や宅地建物取引士など多数の資格も保有している。
ファイナンシャルプランナー(以下、FP)試験に「CBT試験」が導入され、受験の自由度が上がりました。
しかし、「CBT試験ってなに?」「筆記試験となにが違うの?」と疑問を持つ人も多いでしょう。
本記事では、CBT試験について解説し、メリット・デメリット・勉強方法を詳しく紹介します。
試験で本領発揮するためにも、ぜひ本記事を参考に試験対策を進めてください。
FP試験:CBT試験と筆記試験の違い
2025年4月1日から導入された「CBT試験」について解説し、従来の筆記試験との違いを紹介します。
FP試験に導入された「CBT試験」とは?
CBT試験とは、「Computer-Based Testing」の略で、コンピューターを使って実施する試験方式を指します。FP試験では、3級・2級が対象です。
従来の筆記試験とは異なり、試験日を自由に選べるので、忙しい社会人や主婦(主夫)でもチャレンジできる特徴があります。
【CBT試験の特徴】
- 全国の指定試験会場で実施されている
- 試験予約・受験・合否通知までオンラインで完結できる
- パソコン(マウス・キーボード)を使用し、問題を回答する
また、CBT試験はFP試験だけではなく、多くの資格試験でも導入されています。
【CBT試験 一覧】
- 電気工事
- ITパスポート
- 基本情報技術者
- 日本語漢字能力検定
- インテリアコーディネーター
- 日商簿記検定(1級は対象外)
ポイント①:ランダムに問題が出題される
試験範囲内からランダムに問題が出題され、受験者ごとに異なる問題が出題されます。
問題用紙や回答用紙は配布されず、すべてパソコンを使って解答するため、CBT試験に合う試験対策が重要だといえるでしょう。
ポイント②:試験会場と受験日時を選べる
CBT試験は受験内容と受験日時を自由に選択できるので、従来の試験方式よりも柔軟にスケジュール調整が可能です。
- 従来の試験:年3回実施(1月・5月・9月)
- CBT試験:通年実施(休止期間除く)
「仕事が忙しくて決まった日に受験できない…」という人にとって、CBT試験は大きなメリットになるでしょう。
ポイント③:得点が試験終了後すぐわかる
CBT試験では、試験終了後すぐに得点を確認できます。従来の筆記試験は、結果発表まで約1ヶ月待つ必要がありましたが、CBT試験なら即座に得点がわかり、次のステップに早く進めるのがメリットです。
ただし、得点がすぐわかるだけで、FP試験の合否は翌月の中旬頃に発表される点は注意しましょう。
CBT試験と筆記試験の違いとは?
CBT試験が導入されたことにより、申込方法・受検表の廃止・学科試験の時間の変更がなされました。
違い①:申込方法の変更
従来、個人が試験を申し込む場合、日本FP協会や金融財政事情研究会(以下、きんざい)の公式サイトから、ネット申請と申請書郵送が選べました。一方、CBT試験では「CBTS受験者専用サイト」からネット申込のみ可能です。
また、試験は通年実施(休止期間を除く)されており、申込日より3日目以降の予約ができます。受験日の3日前までは予約の変更が可能なため、都合に合わせて試験に挑めるでしょう。
参照:CBT-Solutions CBT/PBT試験 受験者ポータルサイト「【CBT】ファイナンシャル・プランニング技能検定 2級/3級(個人受検者向け)」(2025.3月調査)
違い②:受験票の廃止
従来の試験では受検票が発行され、試験当日に受験票を持参する形式でした。しかし、CBT試験では受験票が廃止され、本人確認書類の提示へと変更がありました。
また、受験票には開始時間や試験会場の案内などが記載されていましたが、廃止によりマイページにて各情報の確認が可能です。
これにより、受験票の郵送を待つ手間がなくなり、紛失のリスクも回避できます。 試験当日はマイページで情報を確認できるため、よりスムーズに受験できるでしょう。
違い③:FP3級 学科試験の短縮
FP3級の学科試験のみ、試験時間が短縮されました。以下、従来・CBT試験導入後の試験時間です。
【FP3級 学科試験】
従来の試験時間 | CBT試験 |
---|---|
120分 | 90分 |
FP:CBT試験の注意点
オンライン上で申し込みや試験などすべての工程が進められるCBT試験には、おさえておきたい注意点があります。
- 試験内容がランダム出題
CBT試験では、受験者ごとにランダムに問題が出題されるため、過去問と同じ形式の問題が出るとは限りません。
従来の筆記試験と比べて出題傾向を予測しにくく、幅広い対策が必要です。
- 試験会場によってパソコン環境が異なる
CBT試験は全国の指定会場で実施されますが、会場によって使用するパソコンのディスプレイサイズ・操作環境・キーボードの配置が異なるケースがあります。
パソコンの基本操作に慣れていない場合は、試験中に戸惑う可能性があるため、事前にCBT試験の操作方法を確認しておきましょう。
- 支給される計算用紙のみ可能
CBT試験では、問題用紙に直接書き込みながら問題を解くことができず、支給される計算用紙のみ使用できます。
本番で本領発揮するためにも、パソコンで問題を見ながら計算を解くやり方に慣れておくのがおすすめです。
パソコンに慣れていない人などは不利になるため、注意点から必要な対策を選び、FP試験の合格を目指しましょう。
CBT試験の勉強法とおすすめ対策
CBT試験を乗り越えるためには、本質を理解した勉強方法や、時間配分を意識する対策がおすすめです。。
CBT試験の特徴を活かした勉強法とは?
CBT試験では、過去問と全く同じ問題が出題される訳ではありません。確実に合格を目指すためには、単なる暗記ではなく、各分野の本質を理解しながら勉強することが重要です。
- 基礎知識をしっかり固める
テキストや講座を活用し、各分野の仕組みや制度を理解すると暗記に頼らずに知識を身につけられます。
- 過去問を活用しながら応用力をつける
基礎知識を元に、過去問を解きながら「なぜこの答えになるのか」を考えながら学習すると応用しやすくなります。相続順位などは「子どもは第1順位、親は第2順位…」と実際に当てはめながらイメージするのがおすすめです。
- 計算パターンを理解する
計算パターンを理解すると、さまざまなシーンで応用できます。公式を暗記するだけではなく「どのような問題形式で適用できるか」と考えると、さらに公式を覚えやすくなるでしょう。
CBT試験ならではの時間配分のコツ
CBT試験では画面上で問題を解くため、従来の筆記試験とは異なります。時間配分に気を付け、冷静に解答できるよう対策するのがおすすめです。
- 実際の試験環境を想定した対策
CBT試験では、問題用紙にメモができないため、計算用紙の使い方を工夫しましょう。解答をスムーズに進めるために、試験中のメモの取り方を事前に練習するのがおすすめです。
- 画面上で問題を解くことに慣れる
パソコン操作に不慣れな場合、試験本番で焦ってしまう可能性があります。オンラインの模擬試験やCBT形式の問題演習を活用し、画面上で解答することに慣れておくのがおすすめです。
- 時間制限内で解答できるよう、模試を活用
CBT試験では、試験時間が限られているため、時間配分を意識した演習が必要です。「どの問題にどれくらいの時間を使うか」を意識しながら練習すると、本番で焦りにくくなります。
FP試験対策は、独学と講座どちらがいい?
FP試験は、試験範囲が6分野と非常に広いため、個人に合った方法を選ぶことが大切です。各方法の特徴を理解し、合格を勝ち取りましょう。
①独学
独学でもFP試験の合格は目指せますが、独学で合格するためには計画的な学習が鍵です。
- 自分のペースで進められる
自分のペースで学習できる点は、独学の最大のメリットだといえるでしょう。忙しい人や、自分の時間を確保しづらい人などに適しています。
- コストを抑えられる
市販のテキストや問題集のみの費用で済むので、講座に比べて費用を抑えられるメリットがあります。
- 計画的な学習が必須
独学は自分で学習計画を立て、学習進捗を管理する必要があります。途中で挫折しないように、学習の進め方やモチベーション維持が重要です。
詳細は、独学でのFP試験勉強について解説した【ファイナンシャルプランナー(FP)試験は独学でも合格できる?勉強法・テキストなどを解説!】をご覧ください。
②講座
講座を受講するメリットは、独学よりも効率的に学習できる点です。独学に比べると理解が深まりやすく、「どこから勉強したらいいの?」と悩んでいる人に向いています。
- 講師からの指導を受けられる
講座では、プロの講師による指導を受けられるため、わかりにくい部分をしっかり解説してもらえます。特に、理解が難しいと感じる部分があった場合、講師のサポートが大きな助けになり、本質を理解できるでしょう。
- 計画的に学習を進められる
講座では、あらかじめ決まったカリキュラムに沿って学習できるので、計画的に効率よく知識を深められます。自分で学習計画を立てるのが苦手な人におすすめです。
- モチベーション維持がしやすい
講座を活用すると学習進捗や理解度が目に見え、モチベーションを保ちやすくなります。また、制度や仕組みについてしっかり理解できるからこそ、勉強が楽しくなるでしょう。
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FP試験は、6分野にわたる幅広いお金の知識が必要になるため、勉強に不安を感じる人も多いです。
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- 予備校やスクールは高額なため手を出しにくい
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CBT試験の導入により、FP試験はより柔軟に受験できるようになりました。試験日や会場を自由に選べるメリットがある一方で、ランダム出題やパソコン環境への適応が求められる点には注意が必要です。
試験対策は基礎知識をしっかり固め、過去問を活用しながら本質を理解する学習法がおすすめです。また、画面上での解答や計算用紙の使い方に慣れる点も、試験時に焦らなくなる対策の1つだといえます。
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